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2012年8月29日水曜日

SIMフリー端末に一番合うMVNOを考える

現在日本の携帯電話通信キャリアは
・Docomo
・au
・ソフトバンク
・イーモバイル
の4社である。

最近何かと話題の安いデータプランSIMは、ほぼDocomoのFOMAを使っている。
FOMAエリアの広さは誰が何と言おうと、日本で一番である。
理由としてHSDPAである2.1GHzの他に、FOMAプラスエリアと呼ばれる800MHzを使用出来るからだ。

しかし、海外のSIMフリー端末で使うことを考えると、実はプラスエリア対応端末は少ない。
日本で使えるSIMフリー端末の多くは「アジア=ヨーロッパモデル」と呼ばれるタイプ。
この端末がサポートする電波帯はWCDMA2.1GHz、900MHzであり、800MHzはサポートしていないからだ。

ここで「900MHz」という数字を見てピンときた人もいるのではないだろうか。
そう、「ソフトバンク・プラチナバンド」である。

そこでふと思って調べてみると、ありました。

Softbank MVNOに関する情報

つまり、事業者さえ名乗りを上げれば、SBM網を使ったMVNOは出来るというわけです。
数年後、プラチナバンドが普及した頃ならばFOMAではないMVNOデータSIMが普通に売られるようになるかもしれませんね。

海外のSIMフリー端末好きとしては、FOMAよりもこちらが普及してくれると嬉しいことになると思います。
また対抗馬が出ることで、サービスの質の向上や、価格競争が起こるでしょう。
選択肢が増えるということは、多くのユーザーにとってメリットになると思います。


MVNO低価格サービスについて考えていたら、こんな妄想をしてしまいました。

2012年8月27日月曜日

ServersMan3G100でIP電話にチャレンジ!

先日手に入れてから、100kbpsという速度の割にはなかなか快適なDTIのワンコインSIM、
「ServersMan 3G 100」
050Plusでは通話ができるということですが、実はもう一つのIP電話ではどうなのか試してみました。

●もう一つのIP電話
それは「FUSION IP-phone SMART」というサービスです。
このサービスの最大の特徴は「月額0円で維持できる」というところにあります。
利用料金も一律「30秒8.4円」という普通の電話に比べてもダントツに安いのです。
無料通話のないSoftbankでは「30秒21円」でしたから、約1/3となります。

2chのモバイル板では「DTIの100kbpsではFUSIONは無理」と書かれていますが、無料で始められるなら試してみようと思い申しこんでみました。
もしダメなら、モバイルルネッサンスSIMの方で使えばいいや……という算段もあります。

申し込みはwebから行います。
メールアドレスとクレジットカードがあれば、050から始まるIP電話番号はすぐに発行されます。
※サイトによると混雑時は1時間ほどかかることもあるようです。

そして接続パスワードなどの設定をメモしたら、SIPを用意します。
このあたりが050Plusとの違いです。
SIPとは電話をかけるアプリです。
これを自分で用意しなければなりません。

FUSIONのサイトでは
 ・株式会社ageet/ AGEphone
 ・日本エヴィクサー株式会社/Chiffon(シフォン)
の2つを推奨しています。

そこでまずはAGEphoneを試してみました。


●AGEphoneによる通話実験
設定を行い、いざ電話をかけてみます。

しかし……残念なことに音声は途切れて何を言っているのかわかりませんでした。
やはり2chのDTIスレッドの書き込み通りFUSIONは使えないのでしょうか?
100kbpsという低速回線の限界なのでしょうか?

だがここでやめては面白くないので、今度はFUSIONのスレッドを覗いてみました。


●別のSIPで再度チャレンジ
FUSIONスレッドでは「SIPはZoiper一択」という書き込みが目立ちます。
調べてみるとAndroid用のZoiperもあるようです。

これがZoiperのダイヤラー画面。

このようにアカウントを設定します。


●いざダイヤル
知り合いの携帯に掛けてみたところ、IP電話特有の遅延があるものの、ちゃんと会話できました。
遅延は0.5~1秒以内というところなので、ギリギリ我慢できる範囲ですね。
通話直後に回線速度の測定をしてみましたが、70~80kbpsでした。
この速度で通話できるとは驚きです。


●着信は?
もちろん着信も普通に出来ます。
AGEphoneでは着信音が1回しかならないという報告もあったのですが、
Zoiperでは電話にでるまで鳴り続けます。
ちゃんと待ち受け電話としても使用可能なことがわかりました。


●結論
FUSIONは050plusに比べて、留守番電話などのサービスがありませんが、
月額基本料0円で、電話番号を維持することができます。
DTI ServersMan 3G 100という490円回線にこのIP電話を組み合わせると、490円で待ち受け専用電話が持てることになります。

これで実用になるかどうかは、もう少し試してみなければなりませんが、
ワンコイン100kbpsサービスでも、FUSIONで通話可能でした。



【関連記事】
ワンコインSIM用IP電話サービスを試した
ServersMan3G100でIP電話にチャレンジ!
ServersMan 050 を再び試す


2012年8月26日日曜日

最初からSIMフリーなS42HWを試す

先日DTIのSIMが届いたのと同じ日に手に入れたのがこれS42HWという端末です。
見ての通り、下部にテンキーがついたスマートフォンです。
かなり縦長。
手のひらいっぱいの長さになります。

●SIMフリーなんです
このS42HWですが、写真の黒箱のEMマークのとおり、キャリアはイーモバイルです。
しかし実はSIMフリー端末でDocomoやSoftbankの2.1GHzをサポートしています。
そこで同じ日に届いたDTIの100kbpsのSIMを入れて使っていました。


●実際に使ってみて
テンキーを物理的に持つところが最大の特徴です。
各キーは下の方がやや出っ張っているので、キーサイズの割には押しやすいです。
それでも、正直に言うと一つ上のキーに触れてしまうことが多いです。
特に最上段の「オンフック、クリア、オフフック」のボタンが「1,2,3」を押す時に触りやすいのが難点です。
そのせいで、文字入力中に電話モードになってしまい、文章が無駄になることが多々あります。
そのあたりは距離を開けるか、キーの傾きを逆にするなど工夫が欲しかったです。


●テンキーでの文字入力は
IMEであるFSKARENはかなり良くできている方なのですが、入力モードを変更するのに、毎度液晶をタッチしなければならないのが残念でした。
辞書の能力には全くストレスがなかっただけに、本当に残念。
私は他の端末ではAtokを使っていますが、S42HWに関してはFSKARENのままで十分だと感じました。


●実は……
薄いし軽いしでなかなか気に入っていたのですが、思わぬ不具合を発見しました。
実はGPSコンパスが固着しているのです。

その角度は120度ほど。
端末を真北に向けた状態で、内部の北が示すのは、時計で言うと8時のあたり。
ずれたまま動くのではなく、完全に固着しているので、8時方向を北に向ければ、見た目上は合います。
固着なのでカリブレーションを受け付けないという状態でした。
これでは完全にお手上げです。


入手先がヤフオクだったため、メーカー保証も受けられず、たった1日遊んだだけで返品となりました。
また別の端末を手に入れて遊びたいと思います。




2012年8月25日土曜日

月額490円SIMが来た!

DTIがサービスを開始した脅威のワンコインデータSIM、それがServersMan SIMです。

これは100kbpsという低速である代わりに、月額490円という非常に低コストで回線を維持できるというものです。
また近日開始するクーポンを購入すれば100Mあたり268円で3Gフルスピードで活用できるというのも特色です。

しかし100kbpsとはどれくらいの低速なのでしょうか?
私は日本通信のTalkin SIM U300をメインに使っています。
数字の上ではこれの1/3となります。
しかし、U300とは実際のところは平均して200kbpsいけばいいところ。
ならば1/2というイメージでしょうか?

申し込みはweb上から行います。
また申し込みにはクレジットカードが必須となります。
(後日銀行引き落としに変更可能だそうです)


●SIM到着
申し込みから一週間、ついに到着しました。
クロネコヤマトメール便で配達されます。
はがきサイズの台紙を開くと、中にSIMカードが貼り付けてあります。
MicroSIMが増えつつある昨今ですが、ServersManはフルサイズSIMしか提供されないようです。
今後はMicroSIMや、iPhone5で使われるNanoSIMも出てくるでしょうか?


●APN設定は?
ServersManのAPN設定は、実はモバイルルネッサンスと同じです。
これはモバイルルネッサンスがDTIの関連会社だから納得できますね。
私としてはAPNを追加で入力しなくて良いので、ちょっと助かります。


●実際のスピードは?
というわけで記念すべき1回目のスピードテスト。
Uploadが99kbpsですが、Downloadはしっかり100kbpsを維持。
下のグラフを見るとわかりますが、100を超えないようにかなり細かに調整されているようです。

時間を置いて3度計測してみたところ、非常に安定した速度を発揮しています。


●体感してみて
webブラウズなどで写真が多いサイトはもたつくものの、それはU300でも同様の状況。
速度も極端に遅いとは感じませんでした。
またGoogle+などに写真を投稿してみましたが、これもあまり遅いとは感じませんでした。
たしかに3Gフルスピードのブラウズに比べては格段に遅いわけですが、月490円なら納得のスピートです。


●IP電話は?
またServersManは050plusに対応しているようなので、早速アプリをダウンロードしてテストサービスにつないでみました。
するとしっかり自分の声が返ってきました。
日本通信のSIMだとVoIPが遮断されるため、通話はできません。
しかしServersManならば100kbpsでも通話可能なようです。

2chのモバイル板を覗くと、先日は40kbpsまで落ち込んだこともあるようです。
さすがにここまで落ち込んだときは会話は辛いかもしれません。
しかしこのような状況でなければ十分使い物になると思われます。


●最安値で維持可能!
050plusが実用できるとなれば、
月額 490円 + 315円 = 805円 + 通話料 ≒ 1000円
ほどで通話可能なスマートフォンを維持できることになります。

またFUSIONという基本料無料のIP電話サービスもあります。
こちらでも使えるという報告も見かけます(それと同時に使えないという報告もあります)
もしFUSIONが使えるのであれば、待受だけなら500円で維持できるということになります。


最近はコンビニやコーヒーショップが無料のwifiスポットを展開しています。
スマートフォンが一般的になった今後は、もっと増えるでしょう。
行動圏に無料のwifiスポットがあるならば、このスタイルでも十分かもしれませんね!

2012年8月19日日曜日

DTIの月490円を調べてみた

昨日、2年間使ったSoftbank回線を解約してきた。
更新期間中を逃すと自動更新となり、解約手数料が発生するため、このタイミングでの解約をした。
プラチナバンドを得たSoftbankの真の力を体験する前に解約となりちょっと残念でしたが、来月から月月割りもなくなるので、使わない回線に月7千円も払うのは勿体無いから仕方がない。

これで回線は、音声可能な日本通信(こちらは来月からスマホ電話2Gプランになる)と、
データ通信専用のモバイルルネッサンスとなる。
(一応b-mobile U300がもう1回線あるのだが、これは同居人に貸し出している)

回線が減ったので、端末をいじくるにはSIM無しか、差し替えをしなければならない。
予備でもう1回線あるととても嬉しいのだが……と安い回線を物色。
少し前にニュースになったDTIの月490円回線を思い出し、ちょっと調べてみた。


ServersMan SIM 3G 100
こちらがその回線です。
データ通信専用で、100kbpsという低速ながら月額490円という破格のプラン。
日本通信と提携しているイオンAプランが980円なので、ほぼ半額です。
しかも有事の際には100Mbyteあたり263円払うことで、14Mbpsのサービスに切り替えることが可能(現在はまだサービス開始されていない)。
こういう融通がききやすいのもメリットでしょう。

そして心を揺さぶるのがVoIPに対応しているらしいとのこと。
VoIPとは「Voice over Internet Protocol」の略で、音声を送受信するネット上の規格だと思ってください。
具体的にどういうことかというと、IP電話などの通話をデータ通信上で行うことです。
日本通信のU300はVoIPに対応していません(注)。
 (注)実は対応していないわけではなく、自社の有料IP電話サービスのために専用アプリ以外は
  遮断しているのだと思われます。

つまり、NTTコミュニケーションが提供している050plusが使えるようなのです。


実際に050plusで通話運用している方もいるようですし、100kbpsといえど実用性は高そうです。
この050plusは月額315円(通話料別)。
そうなると、音声可能な電話が月額805円から持ててしまうというし、低速ながらネットし放題なのです。

これはちょっと欲しくないですか?

しかしここで050plusについて調べて、気になる物をみつけました。



Q:なぜ携帯電話番号が必要なんですか?
A:ご契約の際に、お申し込みを確認するお電話(お申し込み確認コール)をさせていただきます。こちらはご本人様を確認させていただくために行います。


Q:家の電話番号やPHSで登録できますか?
A:080/090から始まる携帯電話番号のみとなります。


Q:携帯電話番号が「すでに使われています」と表示され、登録ができませんでした。
A:すでにご契約をいただいている場合、その際にご登録された携帯電話番号をご利用いただくことができません。



つまり050Plusを持つためには音声通話可能な携帯電話が必要ということです!
050plusを2回線欲しければ、携帯電話が2回線必要ということです!

まぁ、本人確認のために一時的に必要なだけのようなので、プリモバイルなどで認証すればいいんでしょうけどね。



050plusはともかく、データ通信が月490円ならとても魅力的です。
缶ジュース4本分程度ですからね。
ちょっと心が揺れている今日このごろです。

2012年8月9日木曜日

P-01D強化パーツ

強化というほどではないのですが、外装交換パーツを購入しました。
BUFFALO製のBSMPP01DHJシリーズ」という物です。
通常購入すると1600円ほどするのですが、たまたまヤフオクで出品されていたので、2個セットで千円ほどで入手できました。
装着感は正規品のバックパネルと同じです。
なかなか綺麗なオレンジです。

BUFFALOのサイトを見ると10色ほどありますので、
その日の気分によって好きな色に変えてみるのも良いかもしれませんね!

2012年8月4日土曜日

盆踊り大会

家の裏の公園で盆踊りをやっていたので太鼓の音に誘われていってきました。

中央には櫓が組まれ、その周囲で踊りが輪になっていました。

あんず飴やお面も売っていました。

もちろん金魚すくいも!

私も金魚すくいに挑戦!

狙うは黒いデメキン!
……でも、やっぱり難しかったです。
残念賞で2匹もらって帰ってきました。
今は台所のバケツの中で悠々と泳いでいます。

2012年8月1日水曜日

P-01Dをroot取ってイジリマクリ!

先日、他人へのプレゼントとしてP-01Dを購入したのですが……
自分用にも買ってしまいました。
自分用はターコイズです。

中に日本通信のTalking SIMを入れ、メイン端末として使うつもりです。
最初は購入時の状態で1日過ごしました。
ですが、ちょっとアプリを入れるとすぐに容量不足の警告が……

中にはDocomoのサービスに使うアプリが大量に入っていますが私には使えません。
使えないのにメモリを圧迫するこれらのアプリは、そのままでは消すことが出来ません。
ということで、rootを取ることにしました。

情報を調べると
【なば日記@不完全なマシマロ】さん

【ごりぽんソフトウェア】さん
あたりでroot化の記事を見つけました。
よく読み、ごりぽんソフトウェアさんのP-01Dお手軽root化セットが簡単なのでこちらを使用させていただきました。

batファイル任せで、rootは簡単に取れました。
rootが取れればあとは不要アプリの消去です。
私が気に入っているのは「Root App Delete」です。
これはシステムのアプリを「使用不可」だけにする他、「消去」も出来ます。
まずは消去の前に「使用不可」にして様子を見て、問題なければ「消去」
不具合があれば「使用可能」に戻すことができます。
うっかり削除を防ぐことができるので、安心です。


削除した結果、かなりのアプリが消えてスッキリしました。
「ドコモサービス」が「0」になっているなど、他の分類も結構少なくなっています。

実はP-01Dには「Google+」「evernote」がプリインストールされています。
しかしシステムに用意されているため、SDカードに移動することが出来ません。
せっかくのOS2.3なのですから、このままではもったいないですね。
そこで、先の「Root App Delete」でさっくり削除し、マーケット(Play)から再インストールします。
こうすることで、SDカードにインストールすることが出来るようになります。


せっかくrootを取ったので、セルスタンバイ対策を行いました。
しかし、この端末の特性なのか、Nexsusのように目立った効果はありませんでした。
対策前が45~50%だったので、気持ち程度ですね。

ネットでは外見が安っぽいと言われていますが、サイズ的にとても使いやすいです。
また海外のSIMフリーと比べてFOMAプラスエリアに対応しているのがいいですね。
しばらくはこれをメイン端末にしてみたいと思います。