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2021年9月5日日曜日

Indiegogoの3アイテムが数年遅延している件

クラウドファンディングのKickstarterで出資していたUnihertz Titan Pocketが届きました。

毎度のことながらUnihertzは安定して遅延なくマイルストーン通りの発送で好感が持てます。


しかし、同じクラウドファンディグのIndiegogoで出資している他の3商品は数年遅延していまだ発送の目処はなく、出資者の罵声怒号が飛び交っています。このまま商品発送が行われなければ、私としては10万円以上の出資が無駄になりますのでかなり痛いです。

ちなみに3商品のうち1商品は開発途上でメーカーが倒産しそうなのですが、別の2商品はすでに「一般販売されている商品」となっており、出資者の怒りは爆発していますが、メーカーは無視を貫いています。


●Mirabook

https://www.indiegogo.com/projects/the-mirabook-turn-your-smartphone-into-a-laptop/x/4059213#/

スマートフォンのデスクトップモードを行うためのキーボードとモニターをノートPCの形にした商品。

2017年6月に募集、年末発送を予定しているが頓挫。

なお2020年には製品として販売されるがバッカーには発送されず。


●Castaway Second Screen

https://www.indiegogo.com/projects/a-second-screen-for-your-smartphone/x/4059213#/

スマートフォンとペアリングすることで2画面にするための小型Chromebookタブレット。

2019年応募開始。

コロナの流行を理由に更新停止。「本体はできているが、満足の行くケースが作れないから」とズルズル引き伸ばし。現在も発送なし。


●HybridDrive

https://www.indiegogo.com/projects/hybriddrive-expandable-storage-hub-with-fast-ssd/x/4059213#/

USB Type-CのハブにSSDを組み込んだもの。

2020年募集、年末発送をうたう。一部のユーザーには発送されたが、多くユーザーには発送されず倒産の危機。


Indiegogoはこういったメーカーに対しての罰則や、出資者への補助を行うべきでしょう。

またユーザーはこういった前歴のあるメーカーには出資しないほうが良いでしょう。


2021年7月11日日曜日

CampFireで出資したBTキーボード

 私はBT接続のキーボードを多数購入している。

自分にとって快適な入力ができるキーボードというものはなかなか見つかるものではないので、ついついいくつも購入してしまうものです。

今回手に入れたキーボードは、一見するとキーボードのみに見えるのですが、実はタッチパッドも内蔵しているというものです。

化粧箱にもタッチパッドがあることを匂わせるものになっています。
中には英字配列の白いキーボードが入っています。
スペースキーに「 mokibo」のロゴがあります。
ちなみに充電用USBはMicroBタイプ、電源ボタンは背面にあります。
横幅26cm、縦幅13cm、厚み8mmなのでそれなりにコンパクトです。

トラックパッドとして使いたいときには、クリックボタンエリアに指を置きます。
こうすることで、キーボード表面がすべてタッチパッドになります。
手前にトラックパッドエリアが存在するノートパソコンスタイルだと、タイピング中に親指の付け根が触れて、勝手にカーソルが移動したりすることがありますが、それがない。
実は私はよく親指の付け根の部分が触れて、文字入兎力が中断されるため、本当に困っていました。
かといって、トラックパッドなしのBTキーボードは、それはそれで使いにくい。
ノートパソコンによっては手前のトラックパッドをON/OFFできるものがあるほどです。
このキーボードは誤タッチのおそれがなく、しかもマウス操作が欲しいときにはすぐに使える。
これが私がこのキーボードに出資した理由です。

ただ、キーボードの表面を撫でてマウス操作をさせる都合上、キーのタイプフィールが「グニャ」という感じになって重く、そこは快適ではないのです。

構造上、そうした理由はわかるのですが、もう少し一般のノートパソコンのキーボードのようにパチパチと打てたほうが気持ち良かったですね。


これからはしばらくこのキーボードを持ち歩いて見たいと思います。





2021年4月18日日曜日

最薄なキーボードを入手

ハードオフ巡りをしていると、たまにお宝を発見することがある。

今回巡り合ったお宝は「Wekey Pocket」というBluetoothキーボードです。

1100円で売られていました。


Amazonで調べると約4千円で売られている商品のようです。

   WooRin Wekey PN301(黒) ブラック Wekey Pocket Keyboard [Bluetooth対応キーボード]


最初、ブギーボードのような薄い板がビニールに入っているだけに見えて、何なのかわかりませんでした。よく見ると値札の横に手書きで「BTキー」と書かれています。

店員さんに声をかけ、中身を確認し、非常に薄いBluetoothキーボードであることを確認。

「バッテリーは保証できません」とのことだが、これを買わない選択肢はありません。

付属品や説明書は一切なし。ビニール袋にこれだけが入っていました。
やっぱりキーボードには見えません。


広げればちゃんとキーボードだと分かります。
この薄さがわかるだろうか?
閉じた状態で5mmくらいしかありません。
調べてみると、製品カタログでは3mm!!
MicroUSBとインジケーターランプが2つ。
オープンすると電源が入る仕組みでスイッチなどはどこにもありません。
オープンは磁石で検知しています。

中央のヒンジのせいで一部のキーが大きくなっているが、それ以外は非常に素直なレイアウトです。
なおレイアウトはUS配列です。

キーストロークが0なので不安はありました。
しかし実際にタイピングしてみると、癖はあるもののしっかりタイプ出来ます。

私は似たようなストロークが0のキーボードではLenovoのYoga bookというノートパソコンを持っています。

こちらはスマホの液晶パネルと同じく静電容量式になっており、ホームキーに指をおいておくとずっと「ffffffff」「jjjjjjj」とリピート入力されてしまうので常に手を浮かせていないといけないものでした。

しかし今回手に入れたWekey Pocketは感圧式を採用しているので、指をおいただけでは反応しません。

押し込むか、指で叩くなどの圧力を加えることで入力される仕組みです。

そのためホームキーに指をおいたまま、必要なキーだけを打鍵することで普通のキーボードと同じように入力できるのです。

確かに指の力が足りずに取りこぼすこともたまにありますが、すぐに慣れて普通のキーボードのように長文を打つことができるようになりました。

しっかり打てて、3mmしかなくて、重さは95gと超軽量

唯一の弱点は、BTキーボードによくあるスタンドが付属していないことくらいです。

私はスマホの裏にスタンドにもなるMOFTを貼り付けているので、その点はなくても大丈夫。

というわけで、これをバッグに入れておけば、いつでもスマホで執筆ができるようになります。

これで荷物を減らすことが出来ますね。

2021年4月17日土曜日

noteとブログの棲み分け

 最近、noteに毎日投稿するようにしています。

noteといってもノートPCのことではなく、SNSとミニブログを合わせたようなサービスのことです。

きっかけは自作の小説を公開するためだったのですが、そうそう公開する小説が上がるわっけでもないので、結果として日々思ったことを駄文にして公開しているというのが実情です。

そしてガジェットに対する考察などを行っているのですが、そうなるとこのブログとの差別化が難しくなってきました。

いっそ、こちらを止めて、noteに絞ってしまおうか……まだ棲み分けが決まっていりません。

興味のある方は覗いてみてください。

https://note.com/y_haduki

2021年3月15日月曜日

Jumper Ezbook X1 を手に入れた

 ずっと以前から気になっていたノートパソコンがありました。

それが中国製のJumper EZbook X1です。


これはターンさせることでタブレットとしても使用できるWindows10ノートPCです。

スペックは128GBのSSDと4GBのメモリー、CPUはCeleron N3350といういわゆるネットブックです。

キーボードのレイアウトはUSなので、好き嫌いが分かれるところですが、日本語モデルは存在しないようなので選択肢がありません。


液晶は11.6インチ。

13インチでは大きすぎ、10インチは小さすぎという人にはとてもいいサイズです。


私が手に入れたのは中古で、本体のみ。

付属品はないのですが、充電器はUSB Type-Cで行えます。

ちなみにUSB端子はType-CとMicroUSBが1つずつしかないので、USBメモリーを使うにはアダプタをかますか、最初からType-C、MicroUSBに対応しているものを用意する必要があります。

最近は100均でもアダプタが売っていたりするので、それほど不自由はしなくなりました。

またMicroSDスロットも備えているので、そちらを使えばよいかもしれません。


外装はアルミで内側はプラスティックです。

私の手に入れた中古品はこのアルミ外装に傷がついていたため、傷のひどい部分にステッカーを張っています。


このノートPCはたたんだ状態で厚さ14mmとかなり薄型ですが、キーボードのストロークはそれなりに確保されており、とても快適です。

バッテリーは7000mAh、テキスト入力だけで使うなら7時間近く駆動できます。

特筆すべきはSSDなのですが、背面にm.2用のベイがあり、ねじ一本でアクセスできます。

もし128GBで足りないときにはm.2SSDだけを買って交換ができることです。

液晶をターンさせてビュワー用途として使うタブレットモードの時にはキーボードとタッチパッドが自動的に無効になりますが、この切り替えは他の機種ほど早くないのか、タブレットにしても数秒間はキーボードとタッチパッドが効いてしまいます。

これは本体価格から割り切るしかありませんし、数秒かかることをあらかじめわかっておけば対処できることです。


Chromebookも軽量で良いのですが、Windowsアプリが使いたいときにはやはりこのようなノートPCの方が最適だと思います。


2021年3月14日日曜日

LifeTouch Note って覚えていますか?

 みなさんはLifetouch noteという端末をご存じですか?

その昔NECから出ていたAndroidのノートPCのような端末です。


快適なキーボードがついているのですが、スペック的にはOSのバージョンがAndroid 2.1だし、タッチパネルが静電容量式ではなく、感圧式だったりします。

そのためタッチペンが搭載されていたりします。

それと、光学式ポインティングセンサーがついているので、マウスのように使えるかと思うのですが、実際にはカーソルは表示されず、現在のフォーカスを上下左右に移動させるだけと、カーソルキーと全く同じ挙動しかできないので、すでにキーボード上にあるカーソルキーとどう違うのかよくわからないものだったりします。

いずれOSがバージョンアップしたときのためだったのかもしれませんが、結局発売当初の2.1から2.2まではアップデートされましたが、そこから2.3に上がることはありませんでした。



ご存じの通り2.2はすでにサポートが切り捨てられ、ストアにもアプリはほとんど残っていません。

今からアプリをインストールするには野良系をSDカード経由で行うしかありません。

それでも2.2対応のアプリは探すのは大変ですので、はっきり言って使うのは大変です。

搭載されているブラウザも現在のネットセキュリティでははじかれてしまい、Googleで検索してもその検索結果を表示できないほどです。


ただそのキーボードのタイピングはサイズの割になかなか良いもので、余計なことができないのでタイピングに集中できます。

前述の通りサポート外となりGoogle Driveは使えませんが、一応Dropboxだけはまだ使えますので、ファイルの転送は可能です。

この点を考えればPomeraよりも便利かもしれません。

たまに引っ張り出して、こうやって無意味にタイピングしてみたくなります。

今ならハードオフなどで2~3000円で売られていたりするので、一つ手に入れてみるというのはいかがでしょうか?



2021年3月4日木曜日

Chromebook用にUSI方式のペンを買ってみた

Lenovo IdeaPad Duetはキーボードを外してタブレットとして使用することができますが、タッチペンが付属しません。

私は別にAcer Chromebook Tab10を持っており、そちらにはタッチペンが内蔵されていますので、メモをとるときにはペンを抜くだけでアプリが立ち上がったりととても便利でした。

こちらはいわゆるワコムペン方式で、Galaxy Noteシリーズもこちらの方式なので互換品も多数安価で購入できます。

しかしUSI方式とは互換性がないのでIdeaPad Duetでは使用できません。

これまでIdeaPad Duetでは100均で売っているスマホ用のタッチペンを使っていたのですが、これはたまに反応しなかったりするので不便さを感じていました。

そこでUSI方式のペンを買うことを決意しました。


調べてみるとUSI方式のペンはそれほど売られていません。

一番確実なのは同じくLenovo製のペンですが、こちらは品切れ状態で注文から発送までに1ヶ月ほどかかるようです。

そうこうするうちにAmazonでELECOMのUSI方式ペンが販売されました。

値段も同じくらいなのでこちらを購入しました。


エレコム アクティブタッチペン 電池式 【 USI方式対応/Chromebook 対応認定取得】

USI方式のペンは単6乾電池で稼働するため、定期的に入れ替える必要があります。

そしてワコム方式と比べて重いです。

ただ、実際にメモを取ってみるとそこまでの重さではなく、金属製のボールペンなどと同じ感覚で使えます。


仕様的にはUSI方式のペンを使用しているときには、他の手の部分がタッチパネルに触れていても無視する「パームリジェクション」を搭載しているはずです。

しかしIdeaPad Duetではこれがうまく働かないのか、画面に触れるペンを握る拳の下の部分が擦れてゴミを描いてしまいました。

これは少々残念でなりません。

赤で囲った部分にゴミ


それからペンの方に電源スイッチがないので、反応しなくなった時にはいちいち電池を外してリセットするしかありません。


とはいえ、スマホ用タッチペンに比べると反応(追従性)が早くて途切れることもなく良いのでこれはこれで員て良かったと思います。

 


そういえば私が勝手につけているペンホルダーですが軽量の100均ペンでは何ともなかったのですが、重いUSIペンだと両面テープが耐えきれずに脱落しました。

(現在は補強しています)


2021年3月2日火曜日

今更ながらWindows 10 Mobileを買ってみた

Lenovo 503LVというWindows 10 MobileのスマートフォンをAmazonで3980円で購入しました。


SIMフリー化されて売られていますが、元々はSoftbankの端末です。

なので起動時にはSoftbankのロゴが表示されます。


2019年末にサポートが終了しているOSですが、現在はどの程度使い物になるか試してみました。

私は、元々はWindows CEの頃からモバイル機々に親しんで来た身なので、このMicrosoftのモバイルOSには期待がありました。

組み込み用OSであるWindows CEからPDA用のOSを経て、通信機能を獲得したWindows Mobile5、そして名機W-zero3などのWindows Mobile 6へと確実に進化してきた由緒あるOSです。

Windows Mobile 7.5からはそれまでのパソコン型のUIから一新しメトロUIと呼ばれるタイル型の画面に変わり、これは現在ではデスクトップ版Windows 10のタブレットモードにも引き継がれて言います。

しかし当時の7.5は完成度が低かったため正当バージョンアップではなく、再度作り直したWindows 10 Mobileへと進化しました。

(アップデート版はWindows Mobile 8.1というちょうど中間ほどのものになりました)

特にこのW10Mはデスクトップ用Windows 10との連系を意識した作りになっていたため、ビジネス用OSとしての強みがあると考えていました。

それは従来のOSの名称の付け方である「Windows Mobile 10」ではなく「Windows 10 Mobile」と「Windows 10」のシリーズであるかのようなネーミングからも伺えます。


しかし以結果は無残なもので、あという間に見切りをつけられてしまいました。

その原因はそれまでのMicroSoftのOSが普及をささえてきた「野良アプリ」の存在を許さなかったためです。

おかげでアプリの数は全く増えず、ユーザーも離れて行きました。


とはいえまだ一応は使えているので、これがどれくらい実用できるのかを試してみました。


まだサポートがされていた時代、私が一番使いにくかったのはGoogleのサービスが完全に排除されていたことでした。

もうその頃にはGAFAの基本は固まっており、Googleアカウントで得られるサービスの利便性は非常に高くなっていました。

そのような状況にあってGoogleのサービスが受けられないOSは誰も見向きもしません。

Microsoftが代替のサービスを用意してくれればよいのですが、すでに構築されたものを崩すことは大企業Microsoftといえど不可能でした。

今のMicrosoftならばきっとそのような愚行はせず「すでに浸透しているサービスはそのまま取り込む」ということは出来るでしょうが、当時は頑として行いませんでした。


特にG+というGoogle性SNSにハマっていた私はどうしてもAndroidから移行しにくかったのです。

そのG+も数年前にサービスを終了させてしまいましたが。

今では古き時代に戻りTwitterにてSNSを続けています。

ということは、G+の呪縛がなくなった今ならW10Mでも十分ではないでしょうか?

はい、この点に関しては十分です。


それと誰もが使うであろうGoogle Mapですが、これは一応Microsoftは代替の地図サービスを用意してくれています。

(ただしルート検索のアルゴリズムはお世辞にも良いとは言えません)


個人的に問題なのはクラウドサービスの「Google Drive」です。

以前は有料アプリで対応できたのですが、現在はGoogle側での認証で弾かれるため使用することは困難です。

ブラウザ経由で表示することは可能ですが、そこまで苦労するくらいならおとなしくAndroidを使ったほうが良いです。


流れからソフト面の話になってしまいましたので、そろそろハード的な話でも。


パット見た印象は、iPhone4からセンターボタンを消して、一回り大きくしたように見えます。

かなり薄めで、軽量ですが、フレームの金属のせいか剛性は感じられ、適度な重量感がありす。

重すぎず軽すぎずで非常に良いバランスです。

上面につけられたイヤフォンジャックですが、中央ではなくやや下側にずれており、液晶パネルの厚みを考えるとかなりギリギリまで薄くしていることが伺えます。


W10Mの特徴としてほぼ確実にFMラジオが搭載されています。

しかしこの503LVにはチューナーアプリが入っていませんでした。

それでもストアからラジオアプリをインストールすると、しっかり動作します。

通信量を使わずに音楽やニュースを聞くことができます。


W10Mの標準メールアプリであるOutlookでGmailを使おうとすると、ひと手間かかります。

普通はアカウントの追加からGoogleを選ぶわけですが、現在はこちからかの認証はGoogle側で弾かれてしまいます。

そこで「IMAP、POP3」を使ってアカウント登録するのですが、こちらもGoogle側で「信頼性の低いアプリ」と認定され、メールの受信は出来るのですが、送信が止められてしまいます。

これに対処するためにGoogleアカウントから「信頼性のお低いアプリの許可」を行う必要があります。

これを許可すると、悪意ある第三者に狙われたときに、害があるかもしれませんので、その点に覚悟が必要となります。


別に所有しているW10M機のLumia950と比べると動作はちょっともっさり気味ですが、文字入力のときに気持ちゆっくり入力すれば大丈夫です。

またカーブフリックではなくQWERTYキーで入力すれば遅延もありません。

このあたりは状況に合わせて選択すればよいでしょう。


またこの旧機を購入するに至った最大の理由は「Continium搭載」ということです。

ContiniumはUSB Type-CでHDMI機器とつなぐことで簡易PCとして使う事ができる機能です。

モバイルモニターとBTキーボードなどがあれば、大画面で快適な作業ができるようになります。

事務用としてMicrosoftの強みが発揮されると思ったのに、その前にモバイルOSからの撤退が決まってしまい、非常に残念だと思います。


Lenovo 503LV (SIMフリー)

色々書いてきましたが、この端末が3980円で買えるのは非常にお得だと思います。

Amazonで取り扱っている今のうちに、購入してみてはいかがでしょうか?

なお初回セットアップ時にアップデートによる再起動が4回位必要になります。

これをしっかり終えてからでないと、アプリが正常に動かないのでご注意ください。


2021年2月23日火曜日

Chromebook使いこなし術

 最近のサービスはWebで行えるものが増えてきたので、ブラウザに特化しているChromebookでも十分にサービスを受けられるようになりました。

それでもやはり一般的なWindowsやMacからみるとChromeOSというのは不安に思う人も多いようです。

Chromebookを広めるためにYoutubeで解説をしている人も多く、コメントで「〇〇はできますか?」という質問もよく見かけます。

そんな中で「授業に使いたいのですが教科書をPDFで扱えますか?」というものを見かけました。

言葉足らずなので真の意図はわからないのですが、

1)単にPDFファイルを扱いたい

2)自分で教科書からPDFファイルを作りたい

のどちらの意図でしょう?

1)は何も考えずともChromeブラウザがPDFに対応しているので問題ありません。

ということで2)がChromebookで出来るのかを考えてみました。


とりあえず、使用したのはLenovo IdeaPad Duetです。

アウトカメラがついているので、これで手元にあった雑誌記事を撮影してみました。


次にこの画像をKeepに貼り付けて保存。

そして改めて開いてみます。

下のツールの中に「画像のテキストを抽出」という物があるのでそれを選択すると、簡単にOCR出来るのです。


テキストの抽出ができたら、これをドキュメントやスプレッドシートなどに貼り付けます。

あとはPDFとして保存すればOK!


Keepは使っていない人も多いと思いますが、Chromebookの中でもタブレットにした場合は手書き入力をすることもあると思います。

この手書きの画像はKeepで保存されるので、上記と同様に手書きの文字をOCRでテキスト化することも出来るのです。

この手書き画像から、テキストを抽出すると……

しっかりテキスト抽出できます。

これを知っていると、キーボードが使いにくい状況ではとっさに手書きメモを取って、あとからOCRでテキスト抽出するということがとても便利になってくると思います。


Youtubeに出てくる広告商品を調べてみたら……

 Youtubeを見ていると、様々な広告が表示されます。

今日、新たに見かけた広告がちょっと気になったので調べてみました。

きっかけはこちら。

パソコンメーカーに嫌われる商品ーこれがあればわずか10秒でパソコンが新品のように動き始める

パソコン好きとしてはちょっと気になるのでちょっとリンク先を覗いてみました。

これを使えばたった3,700円でWindowsPCやMacが生まれ変わることができる。Xtra-PCは小さな高性能USBスティックで、パソコンのUSBポートに差し込んで使う。

という、あまり詳しくない人が読むと「これをPCに指すと、今までの環境が高速化される」かのように勘違いするような書き方になっています。

これを誤解させるのがこの書き込み

「USBをノートパソコンに差すだけなんです。差し込んでいない状態だと起動するまでものすごい時間がかかりました。実際Webブラウザが開いてFacebookを見始めるまでに2~3時間はかかりましたね。でも本当にすごいんですが、このUSBを差してから10秒後にはネットサーフィンができるようになったんです。目の前に新品のノートパソコンがあるような感じで驚きました。Xtra-PCは今までになかった商品で、最高ですね。」

ですが騙されてはいけません。

よく読むと

今まで使っていた古くて遅いWindows OSやMac OSは使われず、超高速かつ使い方も簡単で機能性十分なLinuxOSにたった数秒でチェンジするのだ。

はい、結局はUSBブートのLinuxってことですね。

念の為、別の記事を検索してみました。

Xtra-PCは、「2500円で古くなったパソコンを新品同様に生まれ変わらせる最新テクノロジー」という facebook広告で物議をよんだUSBデバイスです。中身は、実は、Linuxがはいった USBメモリでした。

はい、しっかり説明しています。

しかも4年前の記事なので「2500円」となっていますが、現在は「3700円」なので1.5倍に値上がりしています。


これなら自分でUSB3.0対応のUSBメモリを用意して、そこに自分の好きなLinuxなりUbuntuなりをセットアップすれば良いだけ。

メモリの容量次第だが2000円でお釣りが来る。

実際、USBブートのLinuxは便利で、お財布に1つ入れておくと、ハードオフなどでHDDなしのジャンクノートPCを見かけたときのテスト用として重宝します。

(私はLX-Pupを持ち歩いています)


しかもこのUSBドライブって、SunDiskのCruzer Fitですよね。
Amazonで32GBモデルなら858円で売ってますよ。

【 サンディスク 正規品 】5年保証 USBメモリ 32GB USB 2.0 超小型 SanDisk Cruzer Fit SDCZ33-032G-JA57



こういうPCに詳しくない人をターゲットにする商売は後を絶ちませんね。

それと同時に、疑いを持ってよく調べる癖をつけることも必要だと感じました。


2021年2月18日木曜日

Umidigi F2 でも楽天モバイルが使える設定があった

 昨日、情報を探していたら

【必見】楽天モバイルでUMIDIGIで使う手順や設定【F2/1/A5/3s /Pro/power3/X】【楽天アンリミット VI】

という記事を見つけました。

今まで行っていた設定よりも更に多い設定項目を触れるようなので、期待を込めて自分では通信できなかったUmidigi F2で再度試してみました。

結果……

しっかり使えました!


「hVolte」を設定するということが新しい項目でした。

おかげで通信も電話も使えるようになりました!

これならSIMフリー機は、この設定を使うことで使えるようになるかもしれません!


2021年2月17日水曜日

自動車のデジタルミラーについての考察

 一部の高級車に実装が始まったデジタルミラーですが、個人的に思うところがあったのでちょっと考察してみました。

きっかけは自分の車のドライブレコーダーを新しくしたことでした。

ミラー一体型のドライブレコーダーで、ミラー部が全面タッチ液晶になっているタイプです。

そしてリアカメラが付いており、ミラーには常時リアカメラの画像が表示され、デジタルルームミラーという形になりました。

そしてギアをリバースに入れれば、バックモニターにもなるという多機能なものです。

後方の映像がリアルタイムでクッキリと映し出されるので、これは見やすいだろうと思ったのですが、実際は思ったのと違ったのです。

私は歳のせいで老眼になっています。

そのため、遠くから近くに視点を移すとピントが合うのにもたつくようになりました。

運転中は前方十数メートルを見ています。

そしてバックミラーに視線を移しても、実際は鏡越しに後方十メートルあたりに視点を合わせます。


ところがデジタルモニターとなっているルームミラーまでは50cmほどの距離。

十数メートルから瞬時に50cmまでピントを動かすのは老眼ではつらい作業です。

かといって、ピントが合うまで1秒ほどミラーを注視している暇は運転中にはありません。

目の調子がいいときには、まだいいのですが、疲れているときには致命的です。


一応、液晶を消して、鏡のように使うこともできるので、基本的にはこちらを使うことにしています。

ルームミラーは消灯することでこのように光学ミラーになります。

しかし、最初からのデジタルサイドミラー実装車は、そもそものサイドミラーが付いておらうず、車内に設置されたモニターに映る映像が全てになります。

助手席側のモニターは1m以上の距離がありますが、運転席側のモニターまではやはり50cmほどなので老眼によるピントの遅れは深刻になりそうです。


デジタルサイドミラーは後付のキットも売られています。
デジタルに置き換えることで、雨天時や、夜間の情景を映像感度を上げることでクリアに見せることが出来たり、後方車のハイビームが眩しいときには自然に減光するなどができるようなので期待していたのですが、老眼には厳しいものであったようです。


2021年2月13日土曜日

電子辞書をハックしてWindows CEにしてみた

 Sharpの電子辞書であるBrainには隠し機能があり、とあるアプリでWindows CE化できるのを知った私は、ハードオフを巡ったときに売っていたPW-G5000を手に入れていました。

もう1年以上前の話です。

買ったのはいいのですが、その後CE化もせず(というか電池も空のまま)放置していました。

思い出したのはYoutubeで岡ちゃんねるの動画を見たからです。

氏に触発され、Windows CE化してみることにしました。

単三電池2本を入れると、ちゃんと起動。

最近はスマホの普及で電子辞書の存在価値がかなり低下しているのだという話を聞きます。
確かに電子辞書は、それらの機能が集約されているわけですが、動作が遅く、何より価格が高い。
ならばスマホとインターネットで調べてしまえば手軽なので、廃れるのも仕方ないのではないでしょうか。

というわけで、別の生き方を提供します。

Brainの背面にはMicroSDカードが刺さります。

この中に全角カタカナで「アプリ」というフォルダを用意し、その中に「ceOpener」というアプリを用意します。

このあたりは「Brain WindowsCE化」などで検索すると情報が出てきます。

用意ができたらさっさと起動!

WindowsXPの起動音とともにエセWindowsが起動します。

しかし起動しただけではなんのアプリも入っていないのでここで終わりです。
というわけで、せっかくキーボードがあるので、メモ帳として活用してみたいと思います。

「Windows CE テキストエディタ」で検索すると「emeditor」が見つかりました。
ああ懐かしい!
昔は正規ユーザーとしてドネイトしていましたが、登録キーはすでに忘れてしまいましたので、登録無しで試用状態で起動します。
懐かしいテキストエディタです。
ポケットPCやシグマリオンなどで使ってた懐かしい記憶が蘇ります。
ただし、日本語入力にはかなりの癖があります。
インライン変換が出来ないので、右下に入力&変換候補が出ます。
これを確定することで、やっとメモが取れます。
しかし、それだけではないほど、テキスト入力に向いていません。
なにせ絶対的にキーの数が足りていないのです。
例えば、「キーボード」と入力したいとしても「ー(音引き)」のキーがないため入力できないのです。
ではどうするかというと、手前のモノクロ液晶エリアを使います。
記号関係は基本的にこの中から選んで入れるしかないのですが、この作業は文字入力と並行して行えません。
確定後にこの記号パレットから入力を行います。
するとどうなるかというと、

1)「きぼど」と入力し、「キボド」になるまでひたすら変換キーを押し続ける
 ※一発でカタカナに変換するキーが存在しないため
2)カーソルキーで「キ」と「ボ」の間に移動
3)手前液晶パレットを記号モードに指定
4)「ー」をタッチ
5)カーソルキーで「キ」と「ド」の間に移動
6)上記の3~4の手順を行う

ここまでしなければなりません。
ちょっとしたメモまでは良いとしても、これで長文入力は気が狂いそうですので、実用性はありませんね。

それから拡張子とアプリの関連付けが出来ないので、テキストファイルから直接開くことは出来ず、アプリからテキストファイルを開かねばなりません。

また何度か起動していると、フォントの読み込みに失敗するので、そのたびに本体リセットが必要になります。
これも本来の使い方とは違うことをしているので致し方ないところではありますが、そういう意味でも実用性はないようです。

岡ちゃんねるさんに触発されて自分で試してみましたが、「隠し機能を体験した!」という満足感しか得られない結果です。

岡ちゃんねるさんが行ったように、エミュレーターを動かすほうが建設的かもしれませんね!