ドン・キホーテは微妙なスペックのパソコンを出しています。
情弱を狙っているようにも見えますし、マニアがおもちゃで買う用途にも見えます。
そんなドンキPCと呼ばれる中で7インチサイズのUMPC初代『Nanote』が発売されたのは2020年4月のことでした。
その1年後の2021年4月、スペックアップした2代目Nanote P8が発売され、更に1年後の2022年4月に発売されたのが3代目『Nanote Next』です。
そのNanote Nextを発売から1年以上経った今頃に購入しました。
https://www.donki.com/j-kakaku/product/detail.php?item=3584
GPD Pocketという7インチのUMPCを持っていて今でも愛用しているのですが、これは液晶を背面に回してタブレットモードにすることは出来ません。
そこでFalcomとかOneMix3とかを購入したのですが、こちらは8インチ。
タイピングには良いのですが、タブレットとして使おうとすると片手で持ちにくいので使いにくくなります。
なので、7インチでタブレットモードになるUMPCが欲しいと思っていました。
それを実現できるのがNanoteシリーズなわけです。
1年前の製品なのでユーザーからの評価はすでにネットで知ることが出来ます。
その上での購入なのですべて納得ずくです。
変速配列の日本語キーボードですが、実は印字以外はGPD Pocketとほとんど同じです。
電源ボタンの関係でキーが若干増えていますが大差ありません。
ですので、GPD Pocketで普通にタイピングしていた人なら十分対応できます。
それよりCPUが爆熱です。
調べてみると、CPU放熱用の薄い銅板があるもののバックパネルの金属板に触れていないので、効率よく放熱出来ていないということ。
いや、バックパネルに触れていないのに、バックパネルが火傷するほど熱くなるってどうなんでしょうね?
とりあえず後日熱伝導シールを使ってバックパネルとの中継ぎをしようかと思います。
CPUやSSDの性能がかなりプアらしいですが、Windows10 64bitなのでアプリはそれなりに使えます。
そもそもこのNanote Nextを購入した理由は使っていたWindowsタブレットが32bitOSだったので、Google Driveが終了間近という理由からでした。
それにタブレットにはないキーボードもついているので、これでブログなどのテキスト入力が行えるのが良いところです。
しかもGPD Pocket慣れしている人なら十分の性能です。
Nanoteシリーズは万人に薦められるガジェットではありません。
しかし荷物を減らしでノートPCを持ち歩きたい人にはかなり刺さる一品ではないかと思います。