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2012年6月22日金曜日

auのISW11MをSIMフリー化して使う

auから出ているISW11MことMotorola PhotonはCDMA方式以外にW-CDMAにも対応したグローバルモデルです。
しかし当然のことながらSIMロックが掛かっており、そのままではau以外のキャリアでは通信できません。

http://exabugs.blog50.fc2.com/blog-entry-43.html
こちらでSIMロック解除の記事を見かけたことが切っ掛けで、俄然興味が出てきました。
先日Motorola Pro+が通話できないという不良機だったことが判明していたため、
私はこの記事に飛びつきました。


まず、ヤフーオークションでISW11Mを落札。
入手後すぐにロック解除コードを購入しました。
IMEI番号はバッテリーを外したところにある15桁の数字です。
申し込み後20分ほどで解除コードが発行されました。

b-mobileのTalkingSIMを入れて起動するとSIMロックの解除コードを求められます。
ここで先ほど発行された解除コードを入力。
無事SIMフリー化されました。

ちゃんとDocomoの電波を掴んでいます。

しかし、このままだと通話はできるものの、全く通信ができない。
そういえば同じMotorolaのDroid Proも、SIMフリーなのにシステムファイル(pppd-ril.options)を書き換えないと通信できなかったことを思い出しました。
調べてみるとやはり通信にはroot必須とわかりました。

というわけで、まずはroot奪取。
google先生を駆使しroot化の方法を探ります。
しかし、rootに必要なファイルがどれもリンク切れ!

これは諦めるしか……と思ったところ、
http://koukentag.blog52.fc2.com/blog-entry-378.html
こちらでrootファイルを発見!

これでroot化の目処が立ちました。
またファイルを探しているときに、PCを使わないroot奪取方法を見かけ
http://nokiafan15.blog39.fc2.com/blog-entry-243.html
を参考にrootを取りました。

rootが取れればシステムファイルを書き換えられます。
/system/etc/ppp/peers/pppd-ril.options
私はこのファイルを
このようにして使っています。
写真ではbmobileのTalkingSIMが有効になっていますが
softbankを有効にする場合はbmobileの設定に「#」をつけてコメント化し、
逆にsoftbankの「#」を2個消して使います。
「ynmbl」は「モバイルルネッサンス」の設定です。

このあと、モバイルネットワーク設定を変更します。
ローミングを有効にして「ネットワークの選択」を自動に。
「GSMデータを許可する」にチェック。
念のためローミングガードのGSMのチェックを全て外します。
最後にAPNの設定。
bmobileを有効にします(APNの名前が変なのはいくつか設定を試したため)
これで通信もしっかりできるようになりました。
ただ、完全に快適かというとちょっと残念なことがあります。
マーケットであるPLAYからのアプリダウンロードは3G経由では失敗します。
これはauのキャリア決済につなげるためにPLAYアプリに手が加えられているのではないかと推測しています。
アプリのダウンロードにはWifiを使うことになります。
私の使っているTalkinSIMは3Gの通信速度が300kbpsなので、どうせWifiをメインで使うことになりますが、とっさの時にダウンロード出来ないのはちょっと使いにくいかもしれません。


2012.06.25追記
どうやら日時を自動設定で合わせたが、年が合わずに2000年になっていました。
これを手動で修正したところ、無事にダウンロードできるようになりました。


ともかく、通常利用は快適です!


pppd-ril.optionsを書き換えて再起動する必要がありますが、Softbankでも通信可能です。

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