その存在を忘れてしまっていたHT-03Aですが、ある時ふと思い出しました。
理由はIDEOSを触っていた時に、
「これがQVGAじゃなく、HVGAだったらなぁ…
…って、あれ?HT-03AってHVGAじゃ…」
そこで、久々に調べてみるとカスタムROMもどんどん更新されており、2.2どころか2.3で動かしている人もいるようです。
中には4.0を動かすために張り切っている人もいる様子……
私はそこまで望みません。
以前は2.1(Eclair)を入れて使っていたのですが、これがちょっと重いし、Gmailなどが全文返信しか出来ない。
やはり2.1までと2.2以降とでは根本的に違うんですよね。
アプリをSDカードに逃がせるのもポイントが高いです。
しかし2.3だとちょっと重いような感想が多かったので、ここはやはり2.2を焼いてみたいと思います。
私はCWMを導入済みなので、目的のROMさえ手に入ればすぐにでも焼き直せます。
そこでまずはここに行き、HT-03Aに相当する「htc Magic」を探します。
「HTC Dream / Magic」というのがそれ。
ここから目的のROMを入手します。
このページから安定版を意味する「Stable Mod」を入手。
HT-03AのSDカードに入れて、リカバリモードで起動します。
CWMを入れているなら「Homeキー + 電源」です。
念のためwipeで設定を消去した後、「Flash zip from sdcard」から
先ほどのファイル「update-cm-6.1.0-DS-signed.zip」を選んでROM焼きをします。
完了後再起動をすると、Androidバージョンが2.2.1になっていました。
しかし実はこの状態だとgoogle系のアプリが入っていないので、かなり使いにくいです。
そこで「cyanogenmod google app」などのキーワードで検索し、アプリを探します。
幾つか見つかるはずですが、今回は「gapps-mdpi-FRF91-3-signed.zip」を使います。
ここからダウンロードしました。
無事にfroyo化完了。
中身を除くとDEODEXだったので、以前NEXSUSにやったデータSIM対応を行い、アンテナピクトも表示してみました。
ただし普通に入れ替えようとしても、「システムの空き領域が無いから無理!」というエラーが出て、framework.jarが消されて終了。
そこで、「update-cm-6.1.0-DS-signed.zip」の中の「framework.jar」と入れ替え、署名して独自のカスタムROMを作りました。
※ついでにROMサイズダイエットのため「Email.apk」と「RomManager.apk」を削ってみたり……
再署名には「auto-sign.zip」を使います。
一手間かかりましたが、今後はこのROMを使えばデータ専用SIMでもアンテナ表示ができるので楽になります。
動作は今の最新鋭機には及ばないものの、元がOS1.5(cupcake)の端末とは思えないほどよく動きます。
Google+アプリだってしっかり動きます。
まだまだ現役で使えそうなHT-03Aに脱帽です。
それより独自のカスタムROMを作ったのはなかなかおもしろい経験でした。
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