100kbpsを500円未満で提供するDTIのServersMan 3G 100は、
有料クーポンを使った3G Unlimitedを使うことで1Mbps以上の速度になることが判りました。
ですが、追加料金を払わず、100kbpsのまま実用する場合、どこまで無茶が出来るのか、
その一例を紹介します。
スマートフォンはwebブラウズ以外にも、音楽を聞くなどの楽しみ方があります。
しかしSDカードに入れた音楽に飽きて、何か別の曲を聞きたくなることもあります。
そんな時にはインターネットラジオが便利で、私はこれをよく聞いています。
まずは日本のラジオ局が聞ける「radiko」を試してみましょう。
●Radikoを聞いてみる
残念ながらいつまで待っても再生が始まりません。
やはり100kbpsではキツイのでしょう。
調べてみるとradikoのビットレートは48kbpsとなっていましたが……
●他のネットラジオは?
Radikoがダメなら他の低ビットレートの放送はどうでしょうか?
私が愛用している「media U Player」は世界中のネットラジオを聞くことができます。
この中から、低ビットレートのものをチョイス。
48kbpsがダメなのでそれ以下、24~40kbpsの放送を試してみました。
32kbpsの「1.FM」を聞いているところ。
低ビットレートなので音質はそれなりですが、かなり快適です。
普通のポケットラジオを聞いているくらいの音質ですが、
ノイズが乗らないのでこちらのほうがクリアに聞こえます。
●地下鉄では?
私は通勤中のほとんどが地下鉄です。
試しに聞きながら乗っていたのですが、かなり実用的です。
もちろん、通勤時間帯だと駅以外の区間でしばらく停車してしまうことがあり、
この間にバッファ切れでラジオが停止してしまうこともあります。
しかし、駅につくとすぐに接続とバッファリングを開始し、10秒ほどでラジオが再開されました。
●結論
ネットラジオは、低ビットレートしか無理ですが、聞くことができます。
地上で聞くならばバッファ切れも起こらないでしょうから、実用的だと思います。
その他、この回線で私が実用としているのは、Google Mapアプリによる渋滞情報です。
私の車についているカーナビは何故かVICSを受信しなくなってしまい、渋滞情報が見られません。
そこでAndroid携帯でMapアプリを使い、渋滞情報を取得しています。
Mapの更新ですが、高速でも十分追従するので、十分実用的です。
またIP電話のFUSIONを使って他人と会話をしたりも、遅延を前提とした話し方をすれば十分使えています。
低速、低速と言われていますがダウンロードを主としない一般的な使い方ならば、十分な速度だと言えると思います。
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