PaperWhiteの名の表す通り、Eインクによる表示は本当に印刷物のようで読みやすいです。
またフロントライトを搭載しているため、画面が明るく見えます。
私はSony Readerを所有しているのですが、こちらにはライトは搭載されていません。
しかし、普通に読書をする場所ではライトの非搭載で困ることはありませんでした。
読書をするときにわざわざくらい場所で行うことはないからです。
改めてフロントライトの有効性を考えた時、旅行中の暗い機内などでの読書に向いているとおもいます。
Kindle発祥のアメリカは日本に比べて広いため、長距離の移動は多いはず。
夜間の移動時に暗い機内で読書をする端末としてはライトの搭載は必須だったのだと思います。
Sony Readerの話が出たので、Kindle Paper Whiteとの比較をしてみたいと思います。
右においたのがPRS-650です。
ほぼ同じサイズ。
重さもほとんど同じです。
こちらはPRS-350との比較。
やはりPRS-350よりは大きいです。
PRS-350の方がかなり軽いです。
書籍の購入はKindleから行えます。
試しに無料の本を購入してみました。
このように目的の本がすぐに見つかるならば、Wifiまたは3Gで簡単に購入できます。
※ただしコミックは3Gではダウンロード出来ないという記事を読んだことがあります。
●さて……
このように記事にすると何の問題もなく購入できるように見えると思います。
しかしこれはあくまで「目的の本がすぐに見つかるならば」なのです。
または「すでに目当ての本のタイトルが分かっているならば」検索は楽でしょう。
これはwebでのAmazonでも同様な不満点なのですが、「本屋としての検索は、使い勝手が悪い」と思います。
もはやAmazonはネット上の本屋ではなく、雑貨屋でしかありません。
「ぶらりと入った書店で、何気なく良さそうな本を探す」という使い方をAmazonではできません。
「欲しい書籍は決まっているから、迷うことなど無い!」という状況でこその検索になっています。
他の日本の電子書籍ストアは、完全ではないものの、探しやすさはAmazonよりはかなり良いです。
それは街の書店が新書を平積みにしたり、POPを立ててオススメをしてみたり、それに近いことをやっているからだと思います。
それがAmazonでは「縦にタイトルを並べておくから、好きに探して」と投げやりな状態。
webでさえこんな風に使いにくいのに、Kindle端末からの検索が使いやすいわけがありません。
結局、通信機能があるものの、これはダウンロードに割り切り、書籍を探すのはPCから行うのが正しい使い方ではないでしょうか?
●今後の個人的使用予想
Kindleの国内予約が始まってすぐに申し込んだものの、実際に手にするのは2ヶ月近く先だったため、スマートフォンにKindleアプリを入れて読み始めました。
Androidもiアプリも揃っているので、Kindleが無くても読むことが出来るわけです。
これはiPodTouchでの画面です。
詳細な液晶なのでとても読みやすいです。
Kindle本体のタッチパネルよりも反応が早いので、全くストレス知らずで読書ができます。
またiPodTouchやスマートフォンなどの方が小さく軽いため、特に「本を特別に持ち歩く」という意識はしなくてもいいことが最大のメリットでしょう。
結論として、スマートフォンなどを持っているなら、Kindleは買う必要はありません。
スマートフォンの画面が小さくて、読むのに目が疲れるという人以外には、購入にメリットを見いだせませんでした。
たぶん、手に入れたことに満足し、持ち歩かなくなるのではないかと思いました。
読書以外の性能については次回でレポートします。
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