Translate

2013年1月16日水曜日

今更ながらISW11M Photonネタ

Motorola製のスマートフォンであるISW11MことPhotonですが、
これはauの端末でありながらグローバルモデルなのでW-CDMAも使えます。

実際に使うためにはroot必須なのですが、通話の出来るSIMならばDocomoやSoftbankのものが使えます。
 
ここで問題なのが「通話の出来るSIMならば」というところです。
 
通話の出来ないSIMではアンテナピクトが立たず、そうなるとデータ通信さえ出来ないのです。
これを回避するためにDTI ServersMan 3G 100にSMSオプションをつけたのですが、出来れば高速なIIJmioのSIMを使ってみたい。
 
そのためにはカスタムROMを焼いて使うのが普通なのですが、これにはブートローダーのアンロックが必要になります。
しかし私の手に入れた物はアップデートによってブートローダーのアンロックが出来ない状態でした。

アップデート前のベースバンド「N_02.28_15P」という状態でなければブートローダーのアンロックは出来ないのです。
私の物は「N_02.29_08P」でした。
  
しかしふとある記事を見かけました。


スマホ格安運用(MVNO)とandroidカスタム


ブログの主の方はすでにカスタムROMを使っていたようですが、
標準ROMで可能ということはカスタムROMが焼けない状態でも行けるのではないか?
そう思い、早速試してみました。

手順は先の記事の通りなので割愛しますが、
結論から言えば大成功です!
ちゃんとNTT DOCOMOだし、
アンテナピクトも立っているし
H」マークも出ています!
 
あやうく血迷って「N_02.28_15P」の物を購入するところでした☆


12 件のコメント:

  1. 初めまして。
    参考にされたページはCWMのインストールが前提となっていましたが、その辺りの作業はどのようにされたでしょうか?

    返信削除
    返信
    1. to匿名さん。

      私の端末は記事の通り、ファームアップデート済みのものだったため、ブートローダーのロックが掛かったままです。
      つまりCWMは入れられない状態です。
      単に「SIMロック解除」と「root奪取」しかされていませんでした。
      しかし上記の記事の通りFrameworkを改造することでピクトを立てることに成功しました。

      削除
  2. yoh hadukiさん、コメントありがとうございます。
    Frameworkの改造とpppd-ril.optionsの編集だけですとwipeする必要は無いですかね?
    私もアップデート済み持ちなので諦めかけていたのですが希望が出てきました。

    返信削除
    返信
    1. to匿名さん
       
      wipeせずに行えましたので、設定は維持されていましたよ!
      root奪取さえできていれば、CWM導入していなくても大丈夫なので、
      リンク先のやり方のうちCWMをノーマルROMに戻す作業を飛ばして行なってください。
      無事改造できることを祈っております!

      削除
  3. yoh hadukiさん

    丁寧なご回答ありがとうございます。
    結果はご報告しますね。

    P.S.
    G+の卵の話は5秒後に吹いてしまいましたw

    返信削除
    返信
    1. 成功できることを祈っていますね!

      PS
      卵の話?
      ……なんだろう?
      記憶に無い……

      削除
  4. yoh hadukiさん
    あっさり成功しました!
    fastbootしてしまって少し青くなりましたが…
    こちらで補足説明をもらわなければかなり戸惑っていたと思います。本当にありがとうございました。

    P.S.
    卵はプログラマーの買い物の話ですよ。

    返信削除
    返信
    1. 成功おめでとうございます!
      これでデータ通信用SIMでも使えるようになりますね!
      少しでもお役に立てたのなら何よりです☆
       
      P.S.
      ああ!
      「卵があれば……」ですね!

      削除
  5. はじめまして

    記事の中に、「これを回避するためにDTI ServersMan 3G 100にSMSオプションをつけたのですが、」とありますが、月額150円プラスで利用できるSMSオプションのことでしょうか?

    その場合は端末のroot化等必要なしに標準ROM上の設定のみでデータ通信できるということでしょうか。

    ご教示いただけると幸いです。

    返信削除
    返信
    1. 匿名さんへ

      はい、そのとおりです。
      月額150円のSMSオプションのことです。

      Photonはその特性上、SIMロック解除してもAPNを有効にするためにはrootが必須になります。

      詳しく説明しますと、通常のAndroidのAPN設定と同じようにDTIのAPNである「ynmbl.net」を設定しただけではパスワードが送信されず、通信ができません。
      そこでrootを取得し、/system/etc/ppp/peers/pppd-ril.options を編集し、
      user user@3gd.ynmbl.net
      password 3gd
      を付加しなければなりません。

      その後再起動すると、やっとパケットが流れるようになります。

      詳しくは当ブログの下記を参照ください。

      http://x02-haduki.blogspot.jp/2011/12/droid-pro.html

      削除
  6. yoh hadukiさんへ

    ご回答いただき、ありがとうございました。
    また、詳しい説明もどうもありがとうございます。

    当方、au版のisw11mを中古で購入しました。
    ベースバンドはN_02.29.08Pです。

    SIMはDTIのSMSオプション付きのものです。

    最初にsimロック解除を行い、APN設定のみでいろいろ試していた時に3Gのアイコンがついたり消えたりで、何か通信の開始に失敗しているような挙動でした。

    その後、Root化をしてpppd-ril.optionの設定を行い、今度こそ通信可能になるかと思ったのですが、今まで何度も表示されていた3Gのアイコン自体がまったく表示されなくなってしまったのです。

    端末を初期化したり、データ通信有効の設定を入れなおしてみたり、一日かけていろいろやってみたのですが結局標準ROMの状態で3Gのアイコンが一度でも表示されることがありませんでした。

    最終的にカスタムROMをBootLock解除しない方法で導入し、データ通信については解決しました。データ通信は安定して動作しております。

    今思い返してみると、最初にpppd-ril.optionへの書き込みが必要と気づく前に何度もAPN設定を繰り返し行い失敗を繰り返したため、標準機能の初期化では戻らないシステムファイルの設定のどこかをおかしくしてしまったのではと予想しています。

    ともあれ、you hadukiさんの記事はisw11mをいじる上で大変参考になりました。

    本当にどうもありがとうございました!








    返信削除
    返信
    1. 最終的にははカスタムROMで解決いましたか。
      何はともあれ、通信可能になって良かったですの☆

      削除