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2014年9月24日水曜日

iOS8でサードパーティ製IMEを試してみた

iPhone6の発売に合わせて、iOS8へのアップデートが配信されました。
私のiPhone4Sは、SIMロック解除アダプタ(通称SIM下駄)を使ってDocomoMVNOを利用しているのですが、iOS8にも対応していることがわかったので思い切ってアップデートしてみました。
 
これといって新しさはありませんが、今回からサードパーティ製IMEが使えるようになったようです。
そこで早速試してみました。
試したのはAndroidで有名なSimejiです。
無料で使えるので、コレで試してみました。
 
しかしいくらiOS8で社外IMEが使えるようになったと行っても、すぐには使えません。
インストール後に、「設定」>「一般」>「キーボード」と開いていき、Simejiを有効にしなければなりません。
これはインストール後にSimejiの設定方法というやり方が出てくるので、これに従えば良いでしょう。




これでSimejiを使う準備が出来ました。
 
さて、実際に使ってみた感想ですが……正直、使いにくいです。
理由はインライン変換が無いことです。
 
インライン変換って何?という人は、下のキャプチャ画像を見てください。
ご覧のとおり、入力した文字は、確定されない限り文章につながりません。
入力パッドの上に、とても見難い小さく薄いひらがながありますが、そこが入力エリアです。
普通の人は、文字を入力する時、1)直前に書いた文章に目を留めているはずです。
そして2)変換候補を選ぶときだけ下に目を落とすはずです。
人によっては3)入力する指元にも目を向けます。
 
社外IMEでは、この他に「4)現在入力している文章」にも目を配らねばならず、4箇所を同時に目で追わねばならないことになります。
スマートフォンでの文字入力に慣れた人なら、このストレスがかなり辛いと感じるはずです。
 
これはSimejiだけの問題ではなく、Atokも同様なようです。
ご覧のように、Atokのスクリーンショットでもカーソルキーのある位置ではなく、Simeji同様の入力エリアにひらがなが入る仕様です。
どうやらこれはiOSにおける社外IMEを使うときの仕様のようです。
残念ですがこれでは、社外IMEを使う方がストレスになります。
 
今後仕様が変更される可能性もかなり薄いながら否定はできません。
しかしそれが実行されるまでは私は今までのIMEで我慢したいと思います。
 
それこそがAppleの狙いではないかとも思えるのですが……
 

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