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2020年6月21日日曜日

ガラホ購入! Mode-1 Retoro

コロナウィルスによる緊急事態宣言で、件をまたぐ移動が禁じられていましたが、それもやっと解除されました。
そこで久々のドライブを兼ねて群馬県のオフハウス/ハードオフを巡ってきました。
そのうちの一店舗で以前から気になっていたスマホ……いや、ガラホを発見。
しかも中古とは言え未使用品の様子。
値段を見ると3000円だったので即購入してしまいました。
それがMode-1 Retoroです。

Mode-1 Retoroは所謂二つ折り携帯電話の形をしたスマートフォンです。
ガラケー時代の形をしたスマホなので、ガラホと呼ばれたりします。
閉じた状態でも時間が分かる小窓があったりと、Retoroの名に相応しい懐かしいデザインです。

Pixel 3aとのサイズ比較です。
昔のガラケーよりは大きめなのですが、それでもやはり小さいです。

手に取るとこのくらいのサイズです。
ガラケーの懐かしい握り心地です。
ちなみに重さは141gで、サイズの割には軽く感じます。

開くと全体の半分以上のテンキーが激しく主張してきます。
画面は3.5インチなのですが、テンキーが大きすぎて、比較すると小さく感じます。

左サイドには音量キーしかありません。
ガラケー時代のシンプルさです。

右サイドにはシャッターボタンと、MicroUSBポート。
充電はこのMicroUSBから行います。
このあたりはスマホと一緒です。
また、イヤフォン端子は付属の変換ケーブルをこのMicroUSB端子にさして行います。

OSバージョンはAndroid7なので、最近のアプリはほとんど問題なく動きます。
ただ、テンキーやカーソルキーで快適に動かせるかというとそれは別。
このMode-1 Retoroはタッチパネルにもなっているので、これを使うことでほとんどのアプリに対応できます。
画面のサイズと解像度の関係があるので、使用するアプリは選ぶことになると思いますが、基本的に動かせるというのは安心感が違います。

フリック入力が苦手な人にはこの物理テンキーによる携帯入力は良いかもしれません。
ガラケーからスマホに移行する途中段階にこのガラホを挟むと、操作慣れがスムーズに行くのではないかと思いました。
初期で搭載されているIMEはOpenWnnで本機の物理テンキーに対応していて快適に入力することが出来ます。

そのうえ、画面を使ってのフリックにも対応できるので自由度が高いと感じました。

また「通話とメールくらいしか使わない」という人にはシンプルホームという設定が用意されています。
これに切り替えるときには一度再起動が必要になるのですが、まるで昔のガラケーのような画面になり、簡単に乗り換えられます。
例えば、格安の通話SIMを入れて、メールはGmailにすることで通信費を押さえることが出来ます。
「せめて祖父母にLineだけは使わせたい」などの要求にも対応できるわけです。

購入直後に「Googleマップ」や「Yahoo!カーナビ」を使って、家まで案内させてみました。
起動直後でコンパスのキャリブレーションを行っていなかったためか、車が止まる度に方角を見失ってその場でくるくると回転することが多くありました。
またGPSの精度はそこまで高くないのか、現在位置が道路一本分ずれて案内がおかしくなることもありました。
このあたりは後日しっかりキャリブレーションをすませてから歳チャレンジしてみたいと思います。
(なお、この記事を書きながら試していて気づいたのですが、GPSセンサーはWifiと連動しているらしく、Wifiを切ると即位できなくなります。
屋外でバッテリー消耗を避けるためにWifiをOFFにしていると、GPSが使えなくなるというのは気づかないと「故障か?」と思われることでしょう。
私は以前、Sonyの某端末で経験したので慌てずにすみましたが……)

あとはバッテリーが1650mAhしかないため消耗が速いことが残念です。
重量が多少増しても2000mAhは欲しかったと思いました。

まだ購入後24時間も経過していないので、使い込んでいくと印象が変わるかもしれませんが、ひとまずのところ満足感は高いです。
それも3000円(税別)だったということもありますが。

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