一言で言うとかなり気に入りました。
やはり常に持ち歩く電話ですから、軽いと言うことは正義だと思います。
そして、実際の使用に耐えるバッテリーは非常に高い満足感を与えてくれます。
先に上げた重量の件ですが、本体の中でバッテリーの占めるウェイトは非常に大きく、稼働時間を伸ばすにはバッテリー容量を増やすのが一般的。
つまり、軽量化とバッテリー容量は反比例関係にあるわけです。
F-11Dは「1520mAh」というバッテリーをチョイスしています。
最新の一般的なスマフォは2000mAh以上を搭載しているので、F-11Dはその3/4程度しかないことになります。(ちなみに同程度なスペックの少し前の端末であるP-01Dは1200mAhでしたのでそれよりは3割ほど増えていることになります)
しかし、液晶サイズが3.7インチであることと、CPUがシングルコア1GHzであることで消費電力を抑えているようで、丸一日使ってもしっかり寝るまでもちました。
(もちろん、個人でできる省電力対策はしっかりとっています)
ところで、個人で取れる省電力対策ですが、まず私は「省電力Pro」というアプリを使っています。
その成果か、ICSの特徴か、待機中の消費電力がかなり押さえられています。
また中盤で直角に落ち込んでいる部分はアプリのダウンロードで一気にバッテリーを使った部分。
一応15%になると充電警告が出ますが、20%を切ってからもカーナビをさせたりネットゲームをしたりとかなり使った結果です。
省電力Proの他に個人で取れる節電方法として、常駐アプリの無効化があります。
キャリア製端末には独自のサービスのためのアプリが山のように入っており、これが裏で起動してはバッテリーを消耗させています。
私はMVNO回線なので、これらのサービスが全く受けられず、本当に無駄になっています。
そこで「無効化マネージャー」を入れて無効化しました。
このアプリは非rootで使えるのでオススメです。
このアプリを入れると、ICSの機能である無効化を有効に出来ます。
無効化前の状態。
万歩計の機能はかなりバッテリーを消耗させますので、真っ先に切りたい所。
こんな感じで無効化を行います。
「Docomo~」というのは私には意味が無いのでまとめて無効化しました。
この他、画面の輝度を下げたりした成果が現れているのか、かなりバッテリーが持つようになりました。
【マイナス点】
概ねの所、好評価なF-11Dですが、マイナス点もあります。
ただこのマイナス点は人によってはまったく気にならない部分でもあります。
書きだしてみると……
1)フロントカメラがない
自分撮りをする人や、ビデオチャットをする人は困ると思いますが、それを使わない人には問題ないでしょう。
2)カメラにフラッシュがないなど
800万画素なので最近のモデルに比べるとかなり控えめ。
しかしもっと問題なのは、フラッシュがないことでしょう。
暗部の撮影は壊滅的で、暗闇しか写りません。
しかししっかり明るいところでしか撮らないなっら問題は少ないでしょう。
3)テザリングはDocomoのみ
ネットの書き込みではMVNOでもテザリングできたという人が居るようですが、私の端末は無理でした。
FoxFiを使うと一見成功しているように見えるのですが、いつまで経ってもwifi認証が終わりませんでした。
この程度でした。
1~2)はハード的になんとも出来ませんが、3)はrootを取れば出来そうです。
しかし非rootでもテザリングをしなければマイナス点はほとんど無いということになります。
私の場合、他の端末でテザリングすればいいので、しばらくは非rootのまま運用してみたいと思います。
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