DTIがサービスを開始した脅威のワンコインデータSIM、それがServersMan SIMです。
これは100kbpsという低速である代わりに、月額490円という非常に低コストで回線を維持できるというものです。
また近日開始するクーポンを購入すれば100Mあたり268円で3Gフルスピードで活用できるというのも特色です。
しかし100kbpsとはどれくらいの低速なのでしょうか?
私は日本通信のTalkin SIM U300をメインに使っています。
数字の上ではこれの1/3となります。
しかし、U300とは実際のところは平均して200kbpsいけばいいところ。
ならば1/2というイメージでしょうか?
申し込みはweb上から行います。
また申し込みにはクレジットカードが必須となります。
(後日銀行引き落としに変更可能だそうです)
●SIM到着
申し込みから一週間、ついに到着しました。
クロネコヤマトメール便で配達されます。
はがきサイズの台紙を開くと、中にSIMカードが貼り付けてあります。
MicroSIMが増えつつある昨今ですが、ServersManはフルサイズSIMしか提供されないようです。
今後はMicroSIMや、iPhone5で使われるNanoSIMも出てくるでしょうか?
●APN設定は?
ServersManのAPN設定は、実はモバイルルネッサンスと同じです。
これはモバイルルネッサンスがDTIの関連会社だから納得できますね。
私としてはAPNを追加で入力しなくて良いので、ちょっと助かります。
●実際のスピードは?
というわけで記念すべき1回目のスピードテスト。
Uploadが99kbpsですが、Downloadはしっかり100kbpsを維持。
下のグラフを見るとわかりますが、100を超えないようにかなり細かに調整されているようです。
時間を置いて3度計測してみたところ、非常に安定した速度を発揮しています。
●体感してみて
webブラウズなどで写真が多いサイトはもたつくものの、それはU300でも同様の状況。
速度も極端に遅いとは感じませんでした。
またGoogle+などに写真を投稿してみましたが、これもあまり遅いとは感じませんでした。
たしかに3Gフルスピードのブラウズに比べては格段に遅いわけですが、月490円なら納得のスピートです。
●IP電話は?
またServersManは050plusに対応しているようなので、早速アプリをダウンロードしてテストサービスにつないでみました。
するとしっかり自分の声が返ってきました。
日本通信のSIMだとVoIPが遮断されるため、通話はできません。
しかしServersManならば100kbpsでも通話可能なようです。
2chのモバイル板を覗くと、先日は40kbpsまで落ち込んだこともあるようです。
さすがにここまで落ち込んだときは会話は辛いかもしれません。
しかしこのような状況でなければ十分使い物になると思われます。
●最安値で維持可能!
050plusが実用できるとなれば、
月額 490円 + 315円 = 805円 + 通話料 ≒ 1000円
ほどで通話可能なスマートフォンを維持できることになります。
またFUSIONという基本料無料のIP電話サービスもあります。
こちらでも使えるという報告も見かけます(それと同時に使えないという報告もあります)
もしFUSIONが使えるのであれば、待受だけなら500円で維持できるということになります。
最近はコンビニやコーヒーショップが無料のwifiスポットを展開しています。
スマートフォンが一般的になった今後は、もっと増えるでしょう。
行動圏に無料のwifiスポットがあるならば、このスタイルでも十分かもしれませんね!
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