Android携帯をいくつもいじってきましたが、
先日Blackberryに手を出した勢いで、
今度はpalmにまで手を出してしまいました。
HP veer 4G
クレジットカードサイズのスマートフォンです。
縦スライドキーボードになっていて、
この豆粒のようなキーボードが、思いのほか打ちやすいのです。
しかし、使えるようになるまでにはかなりの試練が必要でした。
新しいOSに手を出す時には覚悟しなければならないのですが、
今回はその覚悟が揺らぎそうになるほど大変でした。
だって、情報が圧倒的に少ないんだもの!
まず参考にしたのは「PDA秘宝館」でした。
ここの情報を起点として、わからないことをどんどんググって、
必要なアプリを集めていきます。
まず必要なのが「webOSDoctor」これがないと始まりません。
先のサイトを手掛かりにして何とかアクティベート完了。
完了なんて簡単に書いてますが、
実はここに来るために何度焼き直したか……
私のメインマシンのWindows7が64bitのためか、
novatermでエラーが出たりするんですよね。
一文字打つたびにエラーが出て発狂しそうになりました。
そこで、XPのノートでも同じ環境を作って試したり……
そんなこんなで、
日本通信のTalkingSIMで通信はできるようになりました。
続いて、日本語入力のためにIMEを入れるのですが、
ここで一番躓きました。
「WebOSQuickInstallを使え!」とのことなのですが、
これもすぐに「Erorr」と出てしまう。
これはWin7でもXPでも同じ。
又も発狂モードになりながらしつこくインストールを繰り返す。
そんなとき、ふと「Tools>DeviceManagement」を見たら、
今入れたアプリの名前が見えました。
そこで念のため再起動かけたら、今入れたアプリが見えました!
入れたのは「com.mini.ime_1.4.0_all.ipk」
これで一先ず日本語入力が可能となりました。
しかし、Mini'sIMEは単体アプリなので、
ここで日本語を用意し、目的のアプリにはコピペで貼り付けます。
ちょっと手間がかかりますね。
なので、次はアプリで直接入力できるようにしてみます。
「もじもか」というアプリでインライン変換が出来るとのこと。
まずは「こちら」から「もじもか」を入手。
先ほどのIMEと同じくアプリモードで起動できる状態にします。
それが出来たら「こちら」を参考にしてインライン変換を可能にします。
成功すると「sym」キーを押すたびに、IMEインラインがon/offとなります。
これでコピペの手間が省けます。
ただし、もじもかは、変換時に通信が必要なので、時間がかかるのが欠点です。
あと電波状況が悪いときは使えなくなります。
なのでMini'sIMEと両方使い分けることになりそうです。
さてさて、お次はブラウザの偽装です。
画面が小さいのに標準ブラウザはPCとして認識されるので、
とても画面が見難くなります。
そこでモバイル端末として認識するようにUIを偽装します。
参考にしたのは「こちら」
特に難しいことなく、書かれている通りにファイルを転送。
その後、改めてターミナルからファイルを走らせて、
ブラウザにパッチを当てれば、完了です。
パッチを当てるのにちょっと時間がかかるので、
自動的にリブートされるまでジッと待ちましょう。
おかげでGoogle+にも投稿できます。
写真の投稿だけは無理ですけど。
veerとDroidProの比較。
キーボードをスライドさせると似たようなサイズになります。
やはりクレジットカードサイズというのは小さいです。
あつみこそ1cmですが、ポケットの中で遊ぶほど小さいです。
あまり小さくて落としそうなので、
基本的につけないストラップをつけることにしました。
う~ん、セクシー☆
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