今回はその6回目。
HTC Chachaです。
Chachaは台湾HTC社製の「Facebook Phone」として発売された2種類のうちの1種です。
同時に発表されたSalsaはキーボード無しモデルでした。
HTC ChachaとQ5を比べると互いの長短が存在することがわかります。
キーボードは実はChachaの方に軍配が上がります。
理由はカーソルキーの存在です。
普段使いではあまり意識しませんが、日本語入力を行うと文節変換時に重宝します。
(まぁ、Q5は文節変換自体がないのでそこまで必要には迫られないのですが)
しかし画面サイズの点でQ5の方が使いやすいです。
特にAndroidは縦長のレイアウトが基本なので、この点でChachaは一般的Androidより使いにくくなっています。
Chachaにはユーザーの誰もが口をそろえて残念がる弱点があります。
それが慢性的なメモリ不足と言うことです。
Chachaと同時期の端末は256MBのメモリが普通でした。
一部では512MBの機種もではじめていました。
しかし、なんとChachaは150MBしかメモリを積んでいません。
何かのアップデートがあるたびに、何かのアプリを削除しなければならずとても困る状況になります。
特にメモリ不足でGmailの送受信が出来ないのはスマフォとして致命的でしょう。
S-OFFしてROOTを取って、Facebookをはじめとするプリインストールアプリを根こそぎ消して何とか耐えているというのが現状です。
そういったことから、トータルで考えると満足度の高いのはQ5です。
3年も違えばスペックが違って当然ですけど。
しかしOSが別物ですから、使いたいアプリによって印象も変わります。
いくらAndroidあぷりをQ5で動かせるといっても万全ではありませんから。
しかし私はこのChachaを一生手放さないでしょう。
理由は発表当初から惚れ込み、わざわざ香港旅行をしてまで手に入れた端末だからです。
S-OFFするための機械を輸入したりと手間もかけていますので愛着が強いのです。
実際に数日Chachaを使っていたのですが、ChachaのせいでQ5を触る時間が確実に減ります。
ちょっとしたメモはChachaでやってしまうからです。
IMEがAtokを入れているということと、カーソルキーがあることで入力が快適だからです。
つくづく画面サイズとメモリが見直されたChacha2という端末が登場すればいいのに……そう思ってしまう良い機種です。
【過去のシリーズ】
・日替わりスマホ 9
・日替わりスマホ 8
・日替わりスマホ 7
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