日本向けのパッケージにはちゃんと日本で使えるACアダプタが付属していました。
変換器は使わずに使用できます。
取り出してみるとやっぱり大きいです。
そしてずっしりと重いです。
300gオーバーなので、缶ジュース一本分くらいあります。
試しにモデルとなったBlackberry Passportと比較してみます。
キーボードの部分がかなり大きいです。
上端合わせで重ねると、これくらいはみ出ます。
厚みもかなりあり、BB Passportの倍近いです。
Passportが196gなので、重さは1.5倍になります。
とりあえずサイズはかなり大きくなってPassportとはかけ離れましたが、実際の売りであるキーボードについての感想です。
はっきり言って、Blackberryのキーボードに遠く、足元にも及びませんでした。
Blackberryのキーボードはその特許である台形の形状で非常に押しやすいです。
しかしTitanは平坦でストロークも浅く、クリック感がほとんどありません。
しかも、取りこぼしがかなり発生するため、Blackberryと同じ気持ちで使うとまったく思い通りに文字が打てず、イライラが溜まっていくのが正直な感想です。
さらにBlackberryの日本語入力アプリはタイプミスをしても、それを汲み取って正しい推測変換をしてくれるので、非常に快適です。
参考までにBlackberry Z30でのタイプミス修正の例。
このようにユーザーのストレスを軽減する仕組みが、ハード&ソフトの両方で成されています。
ですがTitanにはそれがないので、取りこぼしが発生したらその文章はまた打ち直しになります。
これは本当に残念で仕方ありません。
クラウドファンディングの募集時にはPassportのようにキーボードがトラックパッドになるとされていました。
紆余曲折を経て、一応搭載されたのですが、Passportのような動作はできません。
設定からScroll assistantを選択肢、このチェックをONにすると、キーボードをなでたときにトラックパッドのような挙動をさせることが可能です。
ただし「文字入力時を除いて」です。
一番カーソル移動を行いたいであろう、文字入力時だけできないんです。
ただでさえ取りこぼしによるミスタイプが多発する端末なのに、ピンポイントに修正するためのカーソル移動ができないんです。
これが私が一番困ったことです。
一応、カーソルを移動させる方法はありますが……
ソフトウェアキーボードを表示し、右下の設定を押します。
そして表示される3つのアイコンのうち、一番右のIビームを選択。
するとカーソル移動モードが出現。
この手順をミスタイプのたびにやるのは骨が折れます。
なぜ文字入力時にもトラックパッドを有効にしなかったのかがわかりません。
以上のように、期待していたキーボードの部分だけでもかなり残念な状況です。
これでも、もしもっと軽くてポケットに気軽に入れられるなら良かったのですが……重ね重ね残念で仕方ありません。
とはいえ、嘆いてばかりでも仕方ないので、多少は歩み寄りつつ、しばらく使ってみたいと思います。
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