何度メーカーに持ち込んでも原因不明で修理も出来ず、今日まで来てしまいました。
都合8年乗っており、そろそろ新車の購入を検討しました。
その時に先のカーナビの不具合や、地図がすぐに古くなり、データの交換には2万円以上もかかることから、専用のカーナビは購入せずに、スマフォをカーナビ代わりに使おうと考えました。
専用カーナビに対して、車速センサーやジャイロがないため、GPS衛星からの測位のみとなりますが、それがどれくらい使えるのかを試してみました。
使用したのは2種類。
ドライブシンクロナイザーG:O
と
Navitime ドライブサポーター
です。
ドライブシンクロナイザーG:Oは、端末に地図データをインストールするため、通信不要でナビゲーションできます。
そこで、単体では通信できないNexus 7に入れてみました。
また現在、キャンペーンのため、年間1000円で利用できます。
Navitime ドライブサポーターは月額315円で使えるサービスです。
通信が必要になりますが、渋滞情報などをリアルに取得できるため、naviの性能は高そうです。
また複数の端末でも1アカウントあれば、サービスを利用できます(ただし同時に複数利用は不可)。
では、上記2台を車に積み込んでテストしてみます。
画面左のNexus7がドライブシンクロナイザーG:O(以下、G:O)
画面右のhtc RaderがNavitimeドライブサポーター(以下、ドラサポ)
両端末ともオートリルートに対応しており、ルートを外れるとすぐに再検索してくれます。
オートリルートを開始するまでの時間は、ドラサポが若干遅いようでした。
G:Oの画面。
GPSの精度の問題か、実はこのとき側道を走っており、表示の道路ではありませんでした。
この程度のズレはカーナビ専用機でもあるので、許容範囲です。
しかし画面を見ると、指示されたルート(信号から左折し、本道に入る道)は実は一通であり、この通りに走ると交通違反になります。
地元道路なら一通を把握しているので問題ありませんが、知らない土地だと困ることになりそうです。
ドラサポも同じく一通を逆走させる指示でした。
どうやらこの道は一通として登録されていないのかもしれません。
高速道路に入ると、道路よりもインターチェンジ重視の案内になります。
どちらも音声案内をしてくれるので、高速道路ではよそ見をしないで運転に集中出来ます。
【評価】
●ドライブシンクロナイザーG:O
このソフトはただのナビアプリではありません。
面白いことに、シーンに合わせたBGMを流してくれる機能があり、それがウリです。
一般道のBGM、料金所~ランプのBGM、高速道路のBGM、トンネル区間BGMなど、まるでドライブゲームをプレイしている気分に盛り上げてくれます。
実際の道路状況と、BGMをシンクロさせてくれるところが「シンクロナイザー」たる所以です。
しかし残念なことに、たまにアプリが落ちます。
落ちた後、すぐに復帰できる時もあれば、端末を再起動するまで使えなくなる時もあり、ちょっと信頼度は低いと評価せざるを得ません。
◎長所
非通信機能端末で使える
BGMによるドライブ盛り上げが面白い
◎短所
安定度が低い
渋滞情報が取れない
●Navitimeドライブサポーター
実はこのテストをしたhtc RaderはWindowsPhone7.8です。
しかも入れている通信SIMはDTI ServersMan 3G 100 という低速回線です。
しかし全く遜色なく案内してくれました。
内容も携帯ナビで一日の長があるNavitimeで、安心の内容です。
◎長所
安心の品質
渋滞情報が随時反映される
◎短所
通信できないと使えない
以上のことから、1台に絞るならNavitime ドライブサポーターの方がそつなく使えるでしょう。
【補足】
ドラサポについての補足です。
今回テストしたのはWindowsPhone端末でしたが、実はAndroidだとさらに快適です。
WP用のドラサポには、昼夜の切り替えがなく、夜でも昼のマップ表示なため、明るすぎて目が痛くなります。
Androidでは夜間は夜間用の黒ベースのマップになり、目にやさしい作りになっています。
また高速道路上の表示ですが、WP機では現在位置周辺の地形がわかりません。
しかしAndroid機では下半分に現在位置が表示されており周囲の道路の地形がわかりやすくなっていました。
高速道路には脇道がないので周辺地形は無くても問題ありませんが、進路先がどちらにカーブしているか、またどちらから合流レーンが来るかなどがわかっていたほうが、安全に運転できるはずです。
こういったことから、ドラサポはAndroid機で使用するほうが回帰になると思われます。
今後も使用してみて、気づいたことなどがありましたら、またレポートしてみたいと思います。
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