古い上にローエンドな端末なので、それを念頭に置いて使えばかなり良い感じです。
まずはサイズ。
小さすぎず、大きくない。ぎりぎりの良さです。
重量も軽すぎない絶妙なところです。
イヤフォンジャックが下にあります。
液晶とバッテリーが上に偏っているため、重心が上に上がっています。
それを軽減する意味でも下にあるのは正解ですね。
ジャケットのポケットに入れるときも、底からコードが出るのでスムーズです。
左側面にあるボリュームボタン。
実はU8300、すごく音が大きいです。
消音から1段階だけボリュームを上げただけで、かなりの大音量。
難点の電源ボタン。
上面にありますが、周囲とツライチの高さなので、かなり押しにくいです。
ただ、終話ボタンを押せばスリープ解除になるので、実はそれほど決定的な致命傷ではありません。
キーボードは小さい割に良く出来ています。
それもそのはず、U8300の別名は『IDEOS Chat』なのですから。
ただしCPUクロックが528MHzなため、入力時のモタツキはどうしても発生してしまいます。
それでもEvernoteなどへの投稿はかなり実用レベルです。
またU8300のタッチパネルは感圧式なのですが、トラックボールがあるため、それほどストレスは感じません。
ひょっとしたらBlackBerryを真似ただけなのかもしれませんが、トラックボールの搭載は正解です。
ブラウザのスクロールも簡単です。
この他の弱点など
・USBでPCにつないでもストレージとして認識できない
・Dropboxアプリが非対応
・Google+アプリが非対応
地味に面倒なのがPCでストレージ認識できなかったこと。
まぁ、簡単にMicroSDが外せる位置にあるので、それで代用できます。
それよりかなり驚いたのがDropboxアプリがインストールできなかったこと。
私はテキストファイルの共有をDropbox経由で行っているため、これは困った問題でした。
一応、閲覧だけならweb版Dropboxで出来ますが、編集だけは諦めるしかないですね。
せっかくのキーボード付き端末なのにちょっともったいなかったです。