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2017年7月30日日曜日

やっと到着GPD Pocket だが……

最強テキストマシンであるDM200を購入し、かなり満足で往復の電車の中で仕事しまくりなのですが、先週末の金曜日にやっとGPD Pocketが到着しました。
IndieGogoで出資したものです。
 
誰よりも早く手に入れたかったので、8番目に申し込んだにも関わらず、初回出荷の人から1ヶ月遅れて手にすることになりました。

本体の箱の右側にあるのが、twitterでの拡散キャンペーンで当選した純正ケースです。

というわけで開封。
他の人の開封記事や、使用レポートをさんざん読んでいるので、残念ながらまったく感動がなかったのが個人的にショックでした。

本体はたしかに小さいです。
A5より小さいので、B6サイズくらいでしょうか?

一応セットアップ風景。
Windows10は日本語にも対応しているので、特に書くことはありません。

そして残念なことがこれ。
事前に購入していたトラックポイントのキャップですが、なんと、ロープロファイルではあるのですが、スティックのサイズが違う!
穴が小さすぎて交換することができませんでした。
Amazonで購入したので返品することになりました。

こんな感じで出鼻をくじかれっぱなしだったので、記事らしい記事が書けずにいます。

2日ほど使ってみた感想ですが、よくできている製品だとは思います。
しかし仕事からテキストを打つことを考えると、DM200が快適すぎて、明日から通勤時にこっちを使うかというと、答えは「う~ん……」
 
しかも最近DM200のLinuxでマウスをキーボードエミュレーションする方法を見かけ、そっちを試してしまったのでさらにDM200が使いやすく!

せっかく買ったのだから、数日は併用してみたいと思います。

2017年7月24日月曜日

最強テキストマシン DM-200 ゲット

久々の更新になります。
今更ですが、Pomera DM-200を購入しました。
これを買うに決めた理由はいくつかありまして……

1)クラウドファンディングで出資したGPD Pocketがいつまで経っても発送されない。
2)仕事上、快適なテキストマシンが必須になってきた。
3)Pomera DM-200の実売価格がかなり落ちてきた。
4)DM-200は私が必須とするWZ形式のアウトラインが使える。
5)Linuxが動くという記事を読んだ。

というところです。
特に1)のGPD Pocketをずっと待っており、重いノートPCで耐えていたのですが、さすがに仕事が忙しくなり通勤中もテキスト打ちが必須になってきました。
しかしこの暑さで荷物を軽くしたいというのもあり、購入に踏み切った形です。

実際、私はPomeraシリーズは
・DM-10
・DM-100
・DM-5
の3機種を所有しています。
このうちDM-10は初期型で加水分解でベトベトし、ロックが折れてしっかり止まらなくなったので現役引退です。
DM-100は性能的には悪くないのですが、キーボード側と液晶側の重量配分がおかしい設計で、液晶を快適な位置まで開くと後ろに倒れるので、電車の中、膝の上でタイピングするのは無理がありました。
DM-5は簡易型DM-10だし、膝の上では折れ曲がるキーボードのせいで安定しない。
それぞれ難点がありました。
そこで購入したDM-200はDM-100より重量は増えたものの、そのおかげで安定してタイピングできるようになりました。
CSVファイルは閲覧できなくなりましたが、代わりにWZ形式のアウトラインが使えるというすべてに代えがたいメリットを搭載しました。

実際に使ってみて、この機能はとてもありがたいです。
仕事柄、同じテキストファイルの前方と後方をかなりの頻度で行ったり来たりしながら、編集することになるのですが、このアウトラインがあると、見出しを使って編集箇所が簡単にわかるのです。

●DM-200で可能になったこと
DM-200はWifiを搭載しています。
DM-100の頃はWifi搭載のSDカードを介して通信が出来たのですが、この機能を本体だけで再現できるようになりました。
Pomera syncはどうやらMacユーザーに特化したような機能なので、使っていません。
主に「アップロード」という機能を使っています。
これはメールを使ってテキストを送信するという機能になります。
送信だけなので、メーラーとして使うことは出来ません。
これの何が使えるのかというと、ずばりevernoteです。
evernoteはメールによるアップロードが可能です。
私は日々の日記などをevernoteで管理しているので、ポメラだけでそれが可能になります。
もちろん、メールによるアップロードが出来るサービスであれば(例えばtwitterなど)ポメラで行えることになります。
ただし、Wifiが使える環境にいる時のみで、アップロードにはちょっと時間がかかりますが。

●S-JISにしばられなくなった
以前のPomeraシリーズでは文字コードがSift-JISしか扱えず、スマートフォンなどで作成したファイルを読み込むと文字化けしてしまいました。
逆にSift-JISで作成したファイルはAndroidやLinuxなどでは対応エディタでないと文字化けしてしまいます。
しかしDM-200からUTF-8形式を標準にすることが出来るようになったので、とても連携がやりやすくなりました。
これも仕事柄、とてもありがたいことです。

●DM-100からパワーダウンしたこと
メリットだけではなくデメリットも存在します。
DM-100の頃はBluetoothによるファイルの送受信が出来ました。
しかし、今回のDM-200ではBluetoothはキーボードのみに限定されてしまっています。
つまり、スマートフォンで作成したファイルを受け取るにはSDカードを使うしかないのです。
出来れば今後のファームアップデートで復活して欲しい機能です。
また上記でも書きましたが、CSVファイルの閲覧もできなくなりました。

●Linuxのはなし
詳しくは"DM200 Linux"で検索していただくと簡単に見つかると思いますが、GUIはそのままではつらいです。
理由はマウスなどのデバイスがなく、すべてをキーボードで賄わねばならないからです。


しかしCUIで動かせる人ならかなり面白いマシンになると思います。
ブラウザもw3mなどをつかうと、ちょっとした調べ物は出来ます。
強者はこのLinuxで、削除されたCSVファイルを閲覧するという方法を行っているようです。

私もその域まで達することが出来れば……とちょっとずつですが、Linux環境を整えているところです。
(とりあえずFirefoxとLibreOffice、Leafpadはいれました)

現在困っていることとして、LinuxにいくとPomera本体時計が-9時間されてしまうことですね。
Timezoneの設定などを行っているのですが、どうしてもズレが生じてしまいます。