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2021年2月23日火曜日

Chromebook使いこなし術

 最近のサービスはWebで行えるものが増えてきたので、ブラウザに特化しているChromebookでも十分にサービスを受けられるようになりました。

それでもやはり一般的なWindowsやMacからみるとChromeOSというのは不安に思う人も多いようです。

Chromebookを広めるためにYoutubeで解説をしている人も多く、コメントで「〇〇はできますか?」という質問もよく見かけます。

そんな中で「授業に使いたいのですが教科書をPDFで扱えますか?」というものを見かけました。

言葉足らずなので真の意図はわからないのですが、

1)単にPDFファイルを扱いたい

2)自分で教科書からPDFファイルを作りたい

のどちらの意図でしょう?

1)は何も考えずともChromeブラウザがPDFに対応しているので問題ありません。

ということで2)がChromebookで出来るのかを考えてみました。


とりあえず、使用したのはLenovo IdeaPad Duetです。

アウトカメラがついているので、これで手元にあった雑誌記事を撮影してみました。


次にこの画像をKeepに貼り付けて保存。

そして改めて開いてみます。

下のツールの中に「画像のテキストを抽出」という物があるのでそれを選択すると、簡単にOCR出来るのです。


テキストの抽出ができたら、これをドキュメントやスプレッドシートなどに貼り付けます。

あとはPDFとして保存すればOK!


Keepは使っていない人も多いと思いますが、Chromebookの中でもタブレットにした場合は手書き入力をすることもあると思います。

この手書きの画像はKeepで保存されるので、上記と同様に手書きの文字をOCRでテキスト化することも出来るのです。

この手書き画像から、テキストを抽出すると……

しっかりテキスト抽出できます。

これを知っていると、キーボードが使いにくい状況ではとっさに手書きメモを取って、あとからOCRでテキスト抽出するということがとても便利になってくると思います。


Youtubeに出てくる広告商品を調べてみたら……

 Youtubeを見ていると、様々な広告が表示されます。

今日、新たに見かけた広告がちょっと気になったので調べてみました。

きっかけはこちら。

パソコンメーカーに嫌われる商品ーこれがあればわずか10秒でパソコンが新品のように動き始める

パソコン好きとしてはちょっと気になるのでちょっとリンク先を覗いてみました。

これを使えばたった3,700円でWindowsPCやMacが生まれ変わることができる。Xtra-PCは小さな高性能USBスティックで、パソコンのUSBポートに差し込んで使う。

という、あまり詳しくない人が読むと「これをPCに指すと、今までの環境が高速化される」かのように勘違いするような書き方になっています。

これを誤解させるのがこの書き込み

「USBをノートパソコンに差すだけなんです。差し込んでいない状態だと起動するまでものすごい時間がかかりました。実際Webブラウザが開いてFacebookを見始めるまでに2~3時間はかかりましたね。でも本当にすごいんですが、このUSBを差してから10秒後にはネットサーフィンができるようになったんです。目の前に新品のノートパソコンがあるような感じで驚きました。Xtra-PCは今までになかった商品で、最高ですね。」

ですが騙されてはいけません。

よく読むと

今まで使っていた古くて遅いWindows OSやMac OSは使われず、超高速かつ使い方も簡単で機能性十分なLinuxOSにたった数秒でチェンジするのだ。

はい、結局はUSBブートのLinuxってことですね。

念の為、別の記事を検索してみました。

Xtra-PCは、「2500円で古くなったパソコンを新品同様に生まれ変わらせる最新テクノロジー」という facebook広告で物議をよんだUSBデバイスです。中身は、実は、Linuxがはいった USBメモリでした。

はい、しっかり説明しています。

しかも4年前の記事なので「2500円」となっていますが、現在は「3700円」なので1.5倍に値上がりしています。


これなら自分でUSB3.0対応のUSBメモリを用意して、そこに自分の好きなLinuxなりUbuntuなりをセットアップすれば良いだけ。

メモリの容量次第だが2000円でお釣りが来る。

実際、USBブートのLinuxは便利で、お財布に1つ入れておくと、ハードオフなどでHDDなしのジャンクノートPCを見かけたときのテスト用として重宝します。

(私はLX-Pupを持ち歩いています)


しかもこのUSBドライブって、SunDiskのCruzer Fitですよね。
Amazonで32GBモデルなら858円で売ってますよ。

【 サンディスク 正規品 】5年保証 USBメモリ 32GB USB 2.0 超小型 SanDisk Cruzer Fit SDCZ33-032G-JA57



こういうPCに詳しくない人をターゲットにする商売は後を絶ちませんね。

それと同時に、疑いを持ってよく調べる癖をつけることも必要だと感じました。


2021年2月18日木曜日

Umidigi F2 でも楽天モバイルが使える設定があった

 昨日、情報を探していたら

【必見】楽天モバイルでUMIDIGIで使う手順や設定【F2/1/A5/3s /Pro/power3/X】【楽天アンリミット VI】

という記事を見つけました。

今まで行っていた設定よりも更に多い設定項目を触れるようなので、期待を込めて自分では通信できなかったUmidigi F2で再度試してみました。

結果……

しっかり使えました!


「hVolte」を設定するということが新しい項目でした。

おかげで通信も電話も使えるようになりました!

これならSIMフリー機は、この設定を使うことで使えるようになるかもしれません!


2021年2月17日水曜日

自動車のデジタルミラーについての考察

 一部の高級車に実装が始まったデジタルミラーですが、個人的に思うところがあったのでちょっと考察してみました。

きっかけは自分の車のドライブレコーダーを新しくしたことでした。

ミラー一体型のドライブレコーダーで、ミラー部が全面タッチ液晶になっているタイプです。

そしてリアカメラが付いており、ミラーには常時リアカメラの画像が表示され、デジタルルームミラーという形になりました。

そしてギアをリバースに入れれば、バックモニターにもなるという多機能なものです。

後方の映像がリアルタイムでクッキリと映し出されるので、これは見やすいだろうと思ったのですが、実際は思ったのと違ったのです。

私は歳のせいで老眼になっています。

そのため、遠くから近くに視点を移すとピントが合うのにもたつくようになりました。

運転中は前方十数メートルを見ています。

そしてバックミラーに視線を移しても、実際は鏡越しに後方十メートルあたりに視点を合わせます。


ところがデジタルモニターとなっているルームミラーまでは50cmほどの距離。

十数メートルから瞬時に50cmまでピントを動かすのは老眼ではつらい作業です。

かといって、ピントが合うまで1秒ほどミラーを注視している暇は運転中にはありません。

目の調子がいいときには、まだいいのですが、疲れているときには致命的です。


一応、液晶を消して、鏡のように使うこともできるので、基本的にはこちらを使うことにしています。

ルームミラーは消灯することでこのように光学ミラーになります。

しかし、最初からのデジタルサイドミラー実装車は、そもそものサイドミラーが付いておらうず、車内に設置されたモニターに映る映像が全てになります。

助手席側のモニターは1m以上の距離がありますが、運転席側のモニターまではやはり50cmほどなので老眼によるピントの遅れは深刻になりそうです。


デジタルサイドミラーは後付のキットも売られています。
デジタルに置き換えることで、雨天時や、夜間の情景を映像感度を上げることでクリアに見せることが出来たり、後方車のハイビームが眩しいときには自然に減光するなどができるようなので期待していたのですが、老眼には厳しいものであったようです。


2021年2月13日土曜日

電子辞書をハックしてWindows CEにしてみた

 Sharpの電子辞書であるBrainには隠し機能があり、とあるアプリでWindows CE化できるのを知った私は、ハードオフを巡ったときに売っていたPW-G5000を手に入れていました。

もう1年以上前の話です。

買ったのはいいのですが、その後CE化もせず(というか電池も空のまま)放置していました。

思い出したのはYoutubeで岡ちゃんねるの動画を見たからです。

氏に触発され、Windows CE化してみることにしました。

単三電池2本を入れると、ちゃんと起動。

最近はスマホの普及で電子辞書の存在価値がかなり低下しているのだという話を聞きます。
確かに電子辞書は、それらの機能が集約されているわけですが、動作が遅く、何より価格が高い。
ならばスマホとインターネットで調べてしまえば手軽なので、廃れるのも仕方ないのではないでしょうか。

というわけで、別の生き方を提供します。

Brainの背面にはMicroSDカードが刺さります。

この中に全角カタカナで「アプリ」というフォルダを用意し、その中に「ceOpener」というアプリを用意します。

このあたりは「Brain WindowsCE化」などで検索すると情報が出てきます。

用意ができたらさっさと起動!

WindowsXPの起動音とともにエセWindowsが起動します。

しかし起動しただけではなんのアプリも入っていないのでここで終わりです。
というわけで、せっかくキーボードがあるので、メモ帳として活用してみたいと思います。

「Windows CE テキストエディタ」で検索すると「emeditor」が見つかりました。
ああ懐かしい!
昔は正規ユーザーとしてドネイトしていましたが、登録キーはすでに忘れてしまいましたので、登録無しで試用状態で起動します。
懐かしいテキストエディタです。
ポケットPCやシグマリオンなどで使ってた懐かしい記憶が蘇ります。
ただし、日本語入力にはかなりの癖があります。
インライン変換が出来ないので、右下に入力&変換候補が出ます。
これを確定することで、やっとメモが取れます。
しかし、それだけではないほど、テキスト入力に向いていません。
なにせ絶対的にキーの数が足りていないのです。
例えば、「キーボード」と入力したいとしても「ー(音引き)」のキーがないため入力できないのです。
ではどうするかというと、手前のモノクロ液晶エリアを使います。
記号関係は基本的にこの中から選んで入れるしかないのですが、この作業は文字入力と並行して行えません。
確定後にこの記号パレットから入力を行います。
するとどうなるかというと、

1)「きぼど」と入力し、「キボド」になるまでひたすら変換キーを押し続ける
 ※一発でカタカナに変換するキーが存在しないため
2)カーソルキーで「キ」と「ボ」の間に移動
3)手前液晶パレットを記号モードに指定
4)「ー」をタッチ
5)カーソルキーで「キ」と「ド」の間に移動
6)上記の3~4の手順を行う

ここまでしなければなりません。
ちょっとしたメモまでは良いとしても、これで長文入力は気が狂いそうですので、実用性はありませんね。

それから拡張子とアプリの関連付けが出来ないので、テキストファイルから直接開くことは出来ず、アプリからテキストファイルを開かねばなりません。

また何度か起動していると、フォントの読み込みに失敗するので、そのたびに本体リセットが必要になります。
これも本来の使い方とは違うことをしているので致し方ないところではありますが、そういう意味でも実用性はないようです。

岡ちゃんねるさんに触発されて自分で試してみましたが、「隠し機能を体験した!」という満足感しか得られない結果です。

岡ちゃんねるさんが行ったように、エミュレーターを動かすほうが建設的かもしれませんね!


2021年2月9日火曜日

楽天Un-Limit Vを色んなSIMフリー機で試してみた

 メイン回線を楽天モバイルに乗り換え、今の所は快適に使えています。

驚くほど早いということはありませんが、Youtubeなどの動画視聴も十分です。

確かに現在のところ自局エリアは都市部のみで、ちょっと郊外に出るとすぐにパートナーエリアになります。
しかしパートナーエリアでも1Mbpsで使い放題になるので、「ちょっと重いかな?」程度で十分使えています。

これは現在メインで使っている端末が、楽天モバイルモデルであるAquos sense 3 liteだからということもあります。

しかし、Aquos sense 3 liteはミドルクラスの端末なので、もっと快適に使える機種でも試してみたいわけです。

そこで、手持ちのSIMフリースマホで色々試してみたのですが、楽天モバイルは癖が強すぎてかなり手間取りました。

端末によってはどうやっても使えません。


例えば、クラウドファンディングで手に入れたUnihertz ATOM LはSIMを入れただけで楽天のAPNが設定され、なんの手間もかけずに使えるようになりました。


しかしLG Q Stylusなどは楽天モバイル版であるにもかかわらずAPNを手動で設定しないとまったく通信できない状態でした。

しかも公式で書かれているAPNだけではダメで「ペアラー」の項目に「LTE」を指定しないと通信できません。


またGoogleの端末であるPixel 3aもSIMを入れるだけでAPNは設定されるのですが、それだけでは通信できず、起動のたびに*#*#4636#*#*コマンドで「LTE Only」にしないといけません。


Aliexpressで手に入れた小型端末であるSOYES S10は、APNの手動設定*#*#4636#*#*コマンドでLTE Onlyのあわせ技で通信できるようになりました。


しかしUmidigi F2は、APNの手動設定と*#*#4636#*#*コマンドを設定しても、まったく通信はできません

 → 【追記 追加設定を行うことで通信可能になりました。


セキュリティスマホを歌うBlackberry Key2に至っては、APNの「ペアラー」項目に「OK」ボタンが出ずに編集できない上、*#*#4636#*#*コマンドも受け付けないため完全にお手上げです。


このように楽天モバイルは、マニアにとってはかなり厳しい癖のある通信キャリアのようです。

逆にキャリア製スマホを買ってそのまま使うという一般的なユーザーにはまったく関係ない話なので、どうでも良いことかもしれませんね。



2021年2月3日水曜日

楽天モバイルに変更した

楽天モバイルがかなり魅力的なプランを出してきたので、とても興味がわきました。

自分なりに調べてみて、メイン回線のMNPをしてみようと決心したのが土曜日の午前中。

すぐにメイン回線で使っていたIIJmioのサイトにアクセスし、転出番号の申込みをしました。

通常なら翌日、最長4日で発行とのことでしたが、私の場合まる4日かかりました。

みなさんも乗り換えを考えて転出申し込みしているのでしょうか?


楽天モバイルでは先着300万人は1年間無料という太っ腹なキャンペーンを行っています。

土曜日の段階で残り70万人とのことで急いで申し込みをすることにしました。


転出番号が発行されたので、有給をとって最寄りのショッピングモールに入っている楽天モバイルを訪問しました。

土曜日の時点ではすぐに対応できますとのことでしたが、本日水曜日は「予約いっぱいで、本日は行なえません」とのこと。

せっかく有給をとったのに、これでは意味がありません。

そこで隣町の北千住まで移動し、そこで受付をしてもらいました。

ですが、ここでも「予約がつまっており、3時間ほど後になる」と大盛況な様子。

ちょうど昼飯時だったこともあり、予約だけして近くのファミレスで食事をすることに。

運ばれてきた料理を食べ終え、ドリンクバーに行こうかと思ったタイミングで「お客様の予約の時間となります。店舗に起こしください」との呼び出しが!

あれから30分しか経っていませんが……どうやら私の前の予約者数組が、いくら呼び出してもこないので繰り上げとなった様子。

ドリンクバー代はもったいなかったのですが、さっさと受け付けてもらった方が無駄な時間を過ごさなくても良いですから、喜びましょう。


手続きは1時間ほど。

予め免許証と楽天のクレジットカードを持っていたのでスムーズに進みました。

また私が現在使っているスマートフォンがAquos sense 3 liteだったこともあり、機種変更ではなく持ち込みで済んだこともあります。

楽天ブックスと楽天ミュージックに90日間無料お試しの設定をした時間がなければさらに短時間で済んだかもしれません。

開通後、外で通信速度の測定をしてみましたが、なんと下り94Mbps、上り35.5Mbpsという快適さ。

(IIJmioの頃は36Mbpsだったので約3倍)

都内で使うならほぼエリア内なので容量無制限で使えますね!


現在はコロナの自粛の影響で、遠出できません。

その間にもサービスエリアは拡大していくので、コロナが収まった頃に楽天のエリアがもっと広がっていることに期待しましょう。


楽天モバイルへの変更、または新規契約を考えている方は、誰からでも良いので紹介コードを手に入れるとその人にも自分にも楽天ポイントが付加されるのでお得になります。

本当に、誰からでも良いので来店する前に紹介コードを手に入れておきましょう!

よかったらお使いください

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