そんな予測できない事態が起こってしまった。
原因の一端は私にもあるだろうか、私の拾ってきた鳩の羽根さえなければ…
そのとき、妻はいつものように鳩の羽根で猫と遊んでいた。
相手は黒猫のグラだったのが悲劇の始まりだったのかもしれない。
グラは甘咬みが出来ないので、調子に乗ると本気で顎に力を入れて噛む。
私も良く奥歯で噛み締められ、血を出したものだ。
だが昨夜の妻はもっとタイミングが悪く、鋭い犬歯が指の腹と爪を貫通したのだ。
あまりの痛さに泣きじゃくる妻…
自分が何をしたか分からない猫…
痛いと訴えられても何も出来ない私…
悲劇は避けられないことが悲劇である。
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