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2017年2月5日日曜日

ASUS Zenfon2 デジタイザ交換

会社の知り合いから、フロントパネルが割れたZenfon2を格安で譲ってもらいました。
もちろん、直すためです。
先日のXperia Z3Compactのパネル修理で味をしめてしまいました。


この状態でもちゃんとタッチはできるのですが、やはり使っていると指が痛くなってきます。
Amazonで調べると、交換用の液晶&デジタイザが売っていました。
約5千円でした。

ツールも一緒に入っています。
さて、まずはこの液晶を剥がすわけですが、その前にいろいろ分解しなければなりません。
ネットで調べると丁寧に手順を書いている方がいらっしゃったので、そちらを参考にいたしました。

まずは見えるところにあるネジをすべて取り除きます。
まずは13個。
外周の黒い12本のネジと、ボリュームバー右下の銀のネジ1本です。

そしてここの隠しネジを外します。
シールされていますので、破れば保証は利きません。
もともと保証などない状態なので安心して破りました。
そうすると、内蓋が外れるようになります。
内蓋はネジ以外にも両面テープで止められていました。
すごい念の入れようですね。

やっとそれっぽくなってきました。
ここからは見えているコネクター類をすべて取り外します。
そうすることでやっとSIMスロット一体型バッテリーを取り外せます。
取り外しは向かって左側面からやると良いと思います。
理由は右側面の強力な両面テープで固定されているからです。
下手をするとバッテリーを曲げてしまいまそうなので、秘密兵器を利用しました。

ヒートガン〜!
本当は液晶パネルを固定している両面テープを緩めるために用意したのですが、こんなに早くまさかの投入です。
隙間から軽く熱を送り、粘着が和らいだところにヘラを入れて少しずつ剥がします。
何度か繰り返し、やっと剥がしました。

続いて放熱用の銅シートを剥がします。
粘着剤で張り付いているので、カッターでゆっくりと隙間を開けて剥がしました。
こうしてメイン基盤が外れました。
そして上に張り付いていたデジタイザの基盤をゆっくりと剥がしましょう。
これでやっと液晶パネルを剥がす準備が出来ました。

あとはヒートガンで表面を温めながらギターピックのような薄いツールで両面テープを剥がしていきます。
液晶にヒビがあるため、吸盤がすぐに剥がれてしまうので苦労します。
一番剥がれにくそうなところからなんとかピックを入れることに成功。
あとはヒートガンとピックでぐるりと剥がします。

やっと分離に成功しました。
あとはエタノールなどで残った両面テープをきれいに除去。
新しい両面テープをぐるりと張り巡らせます。
そして新しい液晶パネルをセット。

右側の巨大なロールが、幅2mmの液晶用両面テープです。

完全に戻す前に動作チェック。
ちゃんと動作を確認してから、逆の手順でコネクタとネジを戻して完成です。

いやぁ、新品のようになって蘇りました。







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