その名も「990Just Fit SIM」です。
これはSoftbankの回線を使ったMVNOで、音声通話付きSIMが990円から始められるというプランです。
通話は無料通話分なし、30秒20円。
データ通信は1GBまでで、それ以上は使用量に応じて段階的に追加料金が発生します。
これにオプションを付けることで、5分以内の通話し放題というものに変更することも可能なので、通話メインで、短い通話を何度も行う人にはとても良いプランになりそうです。
私は数カ月に一度電話をするかしないかの人なので、追加プランは入りませんでした。
PCデポなどが申し込み窓口になっているようですが、こちらだと手数料が取られるとのことなので私はネットをつかって自分で開通させる方法を選択しました。
これならばパッケージ料金だけで大丈夫だからです。
b-mobileの開通はプリペイドSIMで慣れていたというのもあります。
パッケージはamazonから購入。
即届くと思っていたら、品切れなのか、最近の配送過多の問題なのか、到着までに1週間かかりました。
しかし、外からパッケージを触ってもSIMが入っているような硬さがない。
開けてみると、手続きの用紙が1枚入っているだけでした。
どうやらプリペイドの頃と方法が変わったらしく、この手続用紙の番号をネットから入力し、SIMが届くのを待つことになるようです。
……そういえば、忘れていましたが音声SIMはそうだったかも。
ここでさらにタイムラグが発生し、実際のSIMを手に入れたのは、amazonの申し込みパッケージが届いてから更に4日後となりました。
しかしAPNを設定することで、Androidでも通信ができるようです。
APNの内容はすでに出ているサービスの開幕SIMと同じで大丈夫でした。
名前 | 任意(例:b-mobile 開幕SIM) |
---|---|
APN名 | sb.mvno |
ユーザー名 | bmobile@4g |
パスワード | bmobile |
認証タイプ | CHAP |
これを手持ちのYotaphone2に入れて試してみたところ、ちゃんと通信ができました。
設定しても少しの間はLTEを掴まず、3GとH+を行ったり来たりしていました。
その間に速度測定をしてみたところ次のような結果になりました。
まだ回線が混んでいないのか、11.66Mbpsも出ました。
ただ上りは1.22Mbpsと遅め。
まぁ、アップロードはあまり期待しないほうが良さそうです。
このテストが終わって少しすると、LTEを掴んだので再度テスト。
PINGを始め、すべての測定値が少しずつ高くなりました。
とりあえず今のところは満足な数字です。
日本通信のサービスは開始当初は良いのですが、少し立つとメールの受信にもイライラするほど低下してしまうという嫌な思い出があるので、安心はできませんが、前回の解約から5年ほど経っているので改善されていることを祈りつつ、しばらく使ってみたいと思います。
同時に、5年半に渡って使ってきた、ワンコインのServers Man SIMを解約しました。
こちらはSMSをつけて使用していたのですが、DTIからTONEに業務が移管されてから、回線速度がかなり絞られるようになったらしく、ネットラジオが聞けなくなりました。
たぶん連続するパケットを遮断するようになったのだと思われますが、こうなると私の用法に合わないため、解約に踏切り、今回の990Just Fit SIMに変更したという次第です。
500円という驚きの価格で始まった低価格SIMのきっかけとなったサービスでした。
今では最低価格ならば0SIMなどが出ているため、役目を終えたと言えるかもしれません。
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