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2017年1月7日土曜日

古いスマートフォンを監視カメラにするアプリ

きっかけは年末年始の泊りがけの帰省でした。
我が家には5匹の猫がいますが、これが外出中に無事でいるのかを確認する方法を求め、監視カメラを買おうと考えていました。
しかし、ふと過去に使わなくなったスマフォを監視カメラにするアプリの記事を思い出し、それっぽいアプリを入れてみました。

入れたのは「ペット、赤ちゃんの見守り遠隔監視カメラアプリ無料」という長いタイトルの付いたアプリでした。

これをカメラ役のスマートフォンと、ビュワーとして使うメインのスマートフォンに入れます。
それから、この二台に共通のGMailアカウントでログインすれば、外からモニターする事が出来ます。

私は、家族と共有したいと思ったので、新しいGMailアカウントを作成しました。
この新アカウントの作成もアプリ上から行えますので、事前にアカウント作成していなくても問題ありません。
むしろ、先にスマートフォンにアカウントを登録しておくと、メールやアドレス帳などの同期を行おうとするので、アプリから登録した方がよいのではないかと思います。

私はカメラ役に以前GEOジャンクで購入したGalaxy S2を利用することにしました。
この頃の端末は軽量なため、設置が楽だと考えたからです。
事実、仮設置のときは、大きめの洗濯バサミ2本で固定することが出来ました。
またペットケージを少し離れたところから撮るため、3mのUSBケーブルを追加購入することにしました。

さて、アプリの使い勝手ですが、非常にシンプルでそれでいて優秀な機能が付いています。
ビュワー側からの操作で次のことが出来ます。
・カメラのリア/フロントの切り替え
・リアのカメラライトの点灯/消灯
・デイモード/ナイトモードの切り替え
・動画撮影
このうちとても良いのが「ナイトモードへの切り替え」です。
窓の外が明るいときは、部屋の中が暗くなってしまいます。
そんなときナイトモードに切り替えると赤外線暗視のように暗いところまではっきりと見ることが出来ます。

それから「フロントカメラへの切り替え」は使い方によっては重宝しそうです。
例えば、部屋の入り口に設置し、通常はリアカメラで室内をモニターしながら、必要に応じてフロントで廊下側を見るということも可能だと思います。

また、スマートフォンについているカメラライトを使えば、夜でも明るい映像を見ることができます。
このカメラライトは、ビュワー側で点けてもビュワーを切ると自動的に消灯されます。

外出先からLTE回線を使って映像と音をモニターしてみましたが、通信速度はあまり重くないようで、格安SIMのDTIによる700kbps程度の回線でも十分モニター可能でした。

古いスマートフォンを使って、無料で監視カメラが作れるこのアプリは、とても面白いと思いました。


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