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2015年12月9日水曜日

Firefox OSが開発終了らしいので、その考察

ネットを観ていたらこんな記事を見かけました。

Mozilla、Firefox OSスマートフォンの開発&販売終了へ。今後はIoTに注力


まぁ、ほとんど音沙汰ない状態でしたから当然といえば当然でした。
当初は途上国向けの低価格スマートフォンとしての市場を狙うと言っていました。
たしかに採算度返しのような数千円という低価格で売られたのは事実です。
しかし、価格を抑えるためにスペックも削りすぎてまともに動かない端末だったのはYoutubeの動画で見てわかる通りでした。

これでは「Firefox OSってこんなダメな物なんだ」という悪印象を与えたことでしょう。
そもそも、ネイティブアプリではなくwebアプリに頼るということは、基本的にインターネットブラウジングなわけで、通信環境が良くないところではデータを取りに行くのに時間がかかります。
つまり途上国のGSM(2G)がメインの地域では、つらいのではないでしょうか?

ちなみに私もFirefox OS機であるFirefox Flameという端末を発売日に手に入れました。
Firefox OSがどんな物になるのか興味があったからです。
しかし使ってみると実用には程遠いということがわかり、すぐに使用をやめました。
OSの開発度ではなく、webOSという部分で大きな弱点があったように思います。
私が一番使えないと判断したのは、通常のメールであるMMSがプッシュ配信されないことです。
15分置き、または30分置きなど端末がチェックに行く時間を指定する方式なので急ぎのメールのやり取りがあると困ったことになります。

また、ネイティブアプリがないと、カーナビ、ウォークナビとしても使えません。
仕事で初めての土地を訪れ、道に迷ったとき、スマートフォンの存在は頼もしいはずです。
しかしFirefox OS機では自分で現在位置を知ることはできますが、案内はちょっと難しいです。

最近はweb上でほとんどのサービスが提供されているので、webOSという方法は選択肢として有りだったとは思います。
しかしスマートフォンが携帯電話である以上、通話だけでなく、メールがストレスなく出来なければ実用的ではないと思います。
これがFirefox OSの失敗の原因ではないかと、個人的には思います。