基本的な能力には不満はありません。
ただ、持ち歩くノートPCとして個人的に不満なのはBluetooth PANができないことです。
Bluetooth PANとは、スマートフォンなどのBluetoothテザリングを使った通信のことです。
これを使えば、Wifiよりは遅いですが、非常に省電力でインターネットにつなぐことができます。
もともとChromebookはバッテリーが持つのでこちらは問題ないのですが、アクセスポイントとして働くスマートフォンの方のバッテリー消費を抑えたくてBluetooth PANを使いたかったのです。
しかしChromeOSにはBluetoothによる通信のプロファイルがないので、PANは使えませんでした。
ところでChromebookはubuntuなどのLinux系OSをインストールして動かすということができます。
ubuntuにはBluetooth PANの機能があるので、これを動かせばChromebookでも使えるのではないかと思いました。
調べてみると、ChromeOSとubuntuのデュアルブートには、32GBが欲しいとのこと。
私の持つAcer c720は搭載しているSSDが16GBなので、ubuntuを動かすにはChromeOSを消して、クリーンインストールする必要がありそうです。
ChromeOSの快適さを消さずにubuntuも使いたい……どうすれば良いか?
答えは USBブートです。
もともとChromebookはUSBブートは不可能なのですが、「いずれ対応する」という記事を春頃に読んだのを思い出し「そろそろ対応しているかな?」 と調べてみました。
■78tchブログ
acer ChromeBook C720 にUbuntu 15.04 日本語 Remix (Vivid Vervet) をクリーンインストール
こちらで方法を見つけました。
デベロッパーモードにして、デベロッパーコンソールからファームウェアの設定を変更。
ここでUSBブートの許可を行えばUSBからubuntuを動かすことができるようになりました。
USBからの起動なのでちゃんとインストールした状態に比べると少々引っかかる時がありますが、何より本体内のChromeOSを消さなくて良いので重宝します。
念願のBT PANを手に入れたぞ!
ちゃんとBlackberry Privをアクセスポイントにしてネットに接続できています。
これで移動中の通信はBT PANで使うことができますね!
0 件のコメント:
コメントを投稿