使いなれたX02HTと比べ、特有の癖もあるが、総合的にはX03HTの方が使いやすい端末だと思う。
まずサイズ。
片手で持つのにはこのコンパクトさは非常に良い。
そして他のスライドキー端末と比較して、変形させずにテンキーで入力出来るのでX02HTなみの即効性がある。
続いてスライドにより現れるQWERTYキー。
長文を打つときには重宝する。
もちろん、難点もある。
テンキーにはバックスペースがない。
あるように見えるがこれは「前画面に戻るキー」なのだ。
文字を取り消そうとして間違えて押すと、そのアプリで操作する前の画面に切り替わり文字入力が台無しになる。
これはX02HTの頃からの挙動だが、前面フルキーではないX03HTではスライド内のバックスペースを呼ばなければならない。
完全にパーフェクトな端末はない。
何かを犠牲にすることで制限の中に詰め込むのがスマートフォンだ。
だから自分の欲しい機能が削られていない端末がその人にとってのベストバイなのだ。
今のところ私にはX03HTがその端末である。
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