Translate

2015年4月2日木曜日

昔の夢を振り返ってみたら…

子供の頃、男の子なら一度は憧れるのが秘密兵器だと思います。
007シリーズに登場するボンドカーには様々な隠し武器が搭載されています。
そして武器以外にもコンピューターによって制御されていたりします。
 
アメリカのTVドラマ「ナイトライダー」は人工知能を搭載したコンピューターで、
車自体が完全にオートで動けたり、会話までできてしまいます。
 
これらを見て憧れなかった男の子はいないのではないでしょうか?
私もその一人でした。 
 
そこから時は流れ、自分で車を所有するときになって思ったのが、「車にコンピュータを付けたい」でした。
インターネットが流行り始めた20世紀末、個人のホームページでも車載コンピューターに関するページがいくつかありましたが、みなさんOSの起動時間と車のバッテリーを連動するのに苦労していたようです。
私はというと、車上荒らしに2度もあい、車につけていたカーナビを2度も取られるという経験をしてから、vaio Uという小型ノートPCにGPSユニットをつけて地図ソフトを動かすようになり、はからずも車載コンピューターを実現することになりました。 
 
せっかくノートPCなのだから、ハードディスクに入れたMP3を再生したり、休憩中に動画をみたりとPCの良さを味わっていました。 
 
そしてもう少し小型のシステムとして、Linux Zaurusで代行するようになりました。
 
今ではすっかり消えてしまったZaurusですが、キーボード付き端末が大好きな私はこのLinux Zaurus(通称「リナザウ」)を気に入って3台使い続けました。 
地図アプリを入れ、GPSカードを装着することでカーナビのようなことが出来ました。
とはいえ、道順を教えてくれる機能はなく、現在位置から目的地までの方向と距離だけが直線で表示され、どの道を通るかは自分で考えなければなりませんでしたが、周囲の道路を把握できるため、初めての土地を走るときはかなり重宝しました。 
 
またカーナビとして使っていない時は、PHS通信カードを入れてネットをしていました。
当時は通信速度も248kbpsと遅かったのですが、外出先でネットが見られるというのは特別なことでした。
ただ、カードスロットが1つしかないため、通信カードとGPSカードを同時に使うことはできなかったのがネックです。
更に時代が流れると、WindowsMobileフォンが登場しました。
すると、単体で通信もナビもこなせるようになり、荷物はぐっとコンパクトになりました。
高価で容量を食う地図アプリではなく、Google Mapアプリで通信しながら地図を表示できるというようになったのもこの頃です。
また全力案内という無料でカーナビになるサービスがありました。
GPSアンテナを内蔵していない機種も多かったのですが、BluetoothのGPSを用いることでカーナビ代わりに出来ました。
 
当時はまだスマートフォンという呼び方はしていませんでしたね。
それがスマートフォンが当たり前の時代になり、コンピューターがポケットの中に入っているという世の中になりました。

今の私が乗っている車にはカーナビは付いていません。
必要な時はスマートフォンのNAVITIME ドライブサポーターを使うようになりました。
Bluetoothでカーステレオに接続してありますので、音楽を再生することも可能です。
当然ネットラジオを再生しながらドライブするということも可能です。

昔は夢だった車載コンピューターが、今ではスマートフォンでまかなえるようになりました。
車載どころか、コンピューターをどこにでも持ち歩けるというのが凄いことだと改めて思いました。
凄い時代になったものですね。