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2011年11月8日火曜日

タッチパネル考察「感圧or静電容量」

X04HTを購入したので、2ちゃんねるのプリモバイルのスレッドを眺めてみました。
手に入れられた人、中々手に入らない人などが意見交換をしています。
その中にある話題が書きこまれていたのを見かけました。
それは……
『WMって感圧だからクソじゃん』

X04HTはまだAndroidも無い頃に出ていた端末です。
なので「感圧は古い」=「古いものは悪いもの」=「クソ」という論法のようです。
これに賛同する意見として「感圧はクソだから、今の端末は静電パッドなんだよ」という書き込みがありました。

しかし私からすると、感圧式が劣っているとは思えないのです。
そこで今回はこの違いの考察をしてみたいと思いました。

まず簡単に両者の長短を書きだしてみましょう。

○感圧のメリット
・コストが安い
・細かい座標検出ができる

×感圧のデメリット
・しっかり押さないと反応しない
・マルチタッチ対応が難しい

○静電パッドのメリット
・触るだけで反応する
・マルチタッチに対応

×静電パッドのデメリット
・コストが高い
・細かい操作に不向き

以上のように、互いのメリットとデメリットが逆になります。

最近は静電パッドが量産効果で値下がりしたのか、ほとんどの端末に採用されるようになりました。
しかし中国製のAndroidでは未だに感圧式を採用することでコストダウンを図ることもあります。
WM全盛時代はタッチパネルといえば感圧式と言われるくらい、感圧が普通でした。

私の知人でW-zero3を使っていた女性が、音楽プレイヤーとしてiPodTouchを買ったものの、うまく操作できなくてイライラしていたことがありました。
理由を聞くと「爪が邪魔で指の腹で狙った所を触れない。狙いと違う所が反応する」との事でした。
他に最近Android携帯に買い換えた社内の女性も「ガラケーに戻そうかな……」と言っていたのですが、理由を聞くとやはり狙った所が押せないから、メールが打てない」との事でした。

それはともかく、最近のスマフォの大画面化は実は静電容量式に替えたことでの弊害ではないかという気がしてきた。
画面を大きくすれば、それだけタッチする範囲を広くできるので、静電式でも細かなタッチが可能となるからだ。

あとは静電式でも誤タッチがないUIなどの開発は必要だ。
Windows Mobile時代はあくまでも「Windowsであろう」とすることにこだわり、事務的な印象を与えてしまった。
これはAppleニュートンとPalmの関係に近いと思う。

面白いことに今のiPhoneを出しているAppleではなく、Palmの方が細かさを排したおおざっぱなUIを作り上げることで受け入れられたのだ。

タッチパネルの変遷は、タッチパネルの特性だけではなく、UIやサイズをも加味して考察するべきだと思いました。