Translate

2015年5月3日日曜日

シグマリオン3の電池を殻割りして復活!

シグマリオン3を持ち歩きテキスト端末にしたのですが、ネットに繋ぐわけでもないので大容量バッテリーは必要ありません。
しかし以前の報告のように標準バッテリーが完全死亡なので、仕方なく大容量バッテリーで使っています。
 
ですがやはりかばんへの収まりも悪いので、なんとかスリムな標準バッテリーで運用したい。
調べてみましたが、すでに標準バッテリーの入手は難しそうです。
代替品が手に入らないとなれば、中のセル交換しか残っていません。
セル交換なんてどれくらいぶりだろう……
 
とりあえずネットを調べて交換できるバッテリーを調べてみました。
標準バッテリーの中には、18500リチウムイオンバッテリー×2が入っているようです。
これは楽天のとあるショップで2本セットが売っているのを見つけ、即購入しました。
安いメール便でしたが購入後3日でポストに投函されていました。
ショップの素早い発送にも感謝です。
さて購入したバッテリーはこのグリーンの2本。
黒い標準バッテリーを2つに開きます。
これを通称「殻割り」と呼びます。
 
実はこの殻割りが、作業の中で一番重労働かつ時間がかかるものです。
カッターの刃を背面の接合部に何度も走らせては、ドライヤーで熱を加え、接着剤を剥がしていきます。
30分くらい格闘し、なんとか殻割り成功。
中から出てきたのは赤いバッテリーセルでした。
このセルはさらに両面テープで固定されているので、基板を折らないように慎重に取り出します。
 
最初に赤いセルの接点を外しますが、これが4点の電気スポット溶接で止まっているので、半田ゴテでは取れません。
接点板とセル端子の間にカッターの刃を入れ、ゴリゴリと接着点を切って剥がします。
慎重にやらないと接合板を折ってしまうので、焦らず丁寧に行います。
4×4=16個の接点を切断してやっと赤いセルを取りはぜます。
そうしたら緑の新しいセルを+-極を間違えないようにつけます。
写真には半田ゴテがありますが、どうやっても半田ゴテでは留められませんでした。
しかたなく、白い絶縁テープで剥がれないように固定しました。
 
なお、その前に各端子との接合を良くするために、アルミホイルを巻いています。
アルミホイルは柔らかく、変形するので、しっかり接点をつないでくれます。
半田ゴテが使えなかった時の裏技です。

早速シグマリオン3に取り付けると、充電ランプがオレンジに!
バッテリーが死んでいた時は充電完了を示すグリーンでしたので、成功の予感……
 
しっかり充電中で、60%の文字。
成功です。
 
何かあったらすぐに開けるように接着はせずに白の絶縁テープでとめているため、背面に白帯ができてしまいました。
まぁ、これもカスタマイズだと思えば良いですよね?
 




0 件のコメント:

コメントを投稿